マラソンでの太ももの外側の痛みは、ランナーズ障害の一つです。走り方を修正することで解消します。

奈良市のスポーツ障害専門のあすか鍼灸整骨院、

パーソナルトレーニングスタジオの

asukaトレーニングクラブのトレーナー兼治療家の

野島竜一です。

 


 

先日ならマラソンが終わりましたね。

 

奈良はもうすぐおん祭りですね。

すこしづつ師走も終わろうとしています。

 


今日の投稿は

ランナーズ障害を防ぐには走り方を修正することが早道です。

 

ランナーズ障害でもっとも多いのが、太腿の外側の痛みです。膝下から股関節の付け根まで

広範囲での痛みがあります。これは太ももの外側にある大腿筋膜張筋と言われる筋が

過度にストレスをかかることで起きます。また腸脛靭帯もその同じ周辺を走っており、

腸脛靭帯炎も同時に発症する可能性があります。

 

これらは、走る際に太ももの横の筋に依存する走り方で起こる症状で、

痛みの動作としては、初期では走ると痛む。その次に階段での昇降が痛む。

次にしゃがんだ状態から立ち上がると痛み、最後は歩行でも痛むことになります。

この症状を緩和させるには、太腿の外側にしか力が入らず、内転筋や中殿筋と

言われる筋をほとんど使わずに走るランナーの方になります。

足もいわゆるがに股といわれる走り方になっています。

 

症状が悪化すると、深くしゃがむことが出来ない為に、日常生活や仕事、学校での生活にも

大きな影響をあたえる為に早期の治療ないし、動作の修正が必要になります。

 


 

筋の緊張をとり、動作を変えましょう。

 

筋の緊張をとるには、大腿部外側へのストレッチと直接行う筋膜リリースなどが

有効な手段となります。筋の緊張を出来るだけ早期にとることで、まずは関節を

正常に動かせるようにしましょう。

その後、動作を修正する必要があると思われます。

その大きな要素として中殿筋、内転筋という太ももの外を内に向ける筋肉の強化です。

この筋が正常に使えることで歩行や走る時に、身体を過度に外や内に移動することを

防ぎます。この筋と正しく使うには歩行の時やしゃがんだ状態から立つ時に、その筋を意識して

行う動作練習を行いましょう。そうすることで内転筋が活動的になり、中殿筋も活動的になります。

この筋は普段、なかなか意識出来にくい筋でもあり、代償で行いやすいとも言われています。

マラソンでは長い時間と長い距離を走ります。

正しい身体の筋や関節を使わないと代償動作による膝、大腿筋膜張筋、腸脛靭帯炎などを

引き起こすことになります。

走ることはそれほど大きな負荷が身体にかかっています。

痛みが軽度だから放置するのではなく、痛みは信号です。

信号を無視するとその後大きな痛みになる可能性になります。是非、太腿の外側に痛みが

現れたら、リカバリーを行い、動きを改善することをお薦めします。

せっかくの楽しいスポーツをより楽しくするのは自身への身体へのメンテナンスが

重要です。

 


 

マラソンでの太ももの外側の痛みなどで、お悩みの方気軽にお問い合わせください。

0742-22-0120

asukaトレーニングクラブ

asuka-sports.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

トレーナー野島

 

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。