奈良市でジュニアトレーニングジムのasukaジュニアアカデミーです。
当アカデミーでは専門性の高い競技トレーニングをおこなっております。
①サッカー
②野球
③フィギュアスケート
④剣道
⑤ラグビー
⓺テニス
⑦バトミントン
⑧水泳
など多くのジュニアアスリートが毎日、トレーニングに来られております。
今日はフィギュアスケートです。特に3回転。4回転を成功する為の
トレーニングについてです。
グランプリファイナルも終了して日本人が男女ともに優勝、おめでとうございます!
ではそのフィギュアスケートでのジャンプについてです。
3回転、トリプルアクセル、4回転は珍しい時代ではなくなりおおくの選手は現在では
成功して、更にもっと多くの選手が様々なジャンプを成功していくと思います。
では、この3回転、トリプルアクセル、4回転を成功するポイントをおさえていきたいと思います。
フィギュアスケートではただジャンプを跳ぶだけではありません、ここに回転動作と
着氷動作が入ります。特に着氷は片足で。
この3つの条件をクリアするには、まずジャンプ時の姿勢と空中での姿勢がとても
重要になります。
特に回転時に軸がぶれると着氷での成功率が下がります。
回転を成功するには毎回同じモーションでの動作が必要です。
特にジャンプの種類によりすこし違いはありますが
ジャンプの体勢からジャンプへの移行期に時間をかけるとジャンプでの高さや回転に影響します。
①ジャンプ動作
写真①ではジャンプ動作の写真です。このジャンプの姿勢に入ってからその後の空中に移行するまでの
時間がかかりすぎるとジャンプの高さ、回転に大きな影響をあたえます。
氷に力を吸収されすぎていざ、跳ぶ時に力を奪われることになるのです。
その為に股関節のヒンジと言われている動作から立ち上がるまでの動作を
出来るだけ速くする、このたちあがり動作でのスピードアップが不可欠になります。
②③ヒンジ動作
写真②③では両足でのヒンジ動作です。出来るだけ写真②から③への移行時間を短くする必要があります。
このような股関節をまげて伸ばす時間を速くするにはまずはこのような股関節だけでのトレーニングを
行ない、段階的におこなっていきます。
④ハーフニーからのトレーニング
写真④では膝立ちの状態でのトレーニングです。股関節をまげて素早く股関節を伸展し
メディシンボールを前方に投げます。
このように股関節の力で物を動かすことで更に、股関節へのイメージがつきやすくなります。
⑤⑥スタンディングからの片足のヒンジトレーニング
最後に写真⑤⑥のような片足でのヒンジでの股関節伸展でのトレーニングになります。
このトレーニングでは地面をしっかりと押し上半身を出来るだけ安定させて股関節を伸展していきます。
但しスピードが問題です。出来るだけ立ち上がる時の運動スピードをあげましょう。
1秒程度を目指します。
このように股関節のヒンジ動作のスピードをあげることで氷の上でも出来るだけ速いスピードでジャンプ姿勢に
入れます。3回転や4回転を跳ぶにはこれ以外にも上半身の回旋の仕方、空中での軸の安定性が求められます。
また、詳細は次回にお届けしていきたいと思います。
フィギュアスケートを関西で専門的にトレーニングをしております。
海外選手や国内の選手をトレーニング指導しております。
トレーナー兼コーチ野島