競技別傷害予防 バスケットボール、バレーボール編 足関節捻挫を予防するのは!

奈良市の体幹専門トレーニングスタジオの

asukaトレーニングクラブ、

スポーツ傷害リハビリ専門の整骨院の

トレーナーの野島竜一です。

来週から4月ですね。早い!!

奈良の桜開花は3月30日だそうです。

 

今日の投稿は傷害予防について

バレーボール、バスケットボールでの捻挫予防です。

僕が捻挫を見てきて一番多いといってもいいのが

バレーボールとバスケットボールです。

共通するのはジャンプをするということです。

このジャンプ後に味方や相手と接触したりすることで

不意に着地することになり、足関節を捻挫することに

なります。

しかし、この捻挫軽くみてはいけません。

捻挫を一度すると伸長した靭帯や筋はもとに完全には

戻りません。ですから出来るだけ早期にリハビリを行い

足の関節を構成している他の筋や靭帯を強化することと

関節の可動域を制限しないようなエクササイズが必要です。

足関節の捻挫は癖になりやすく、その背景には常に

地面と接している関節です。不安定な状態に陥ることが

多いのです。

ですので癖になると同じ所を何度も負傷することは

珍しくありません。

ではどのように予防するのか。

まず足関節の柔軟性を確保する!!

足の関節が硬くなると足の上、股関節の動きを制限することに

なります。これでは股関節の下、膝関節に大きな負担を

伴います。いずれ膝・股関節の痛みを伴います。

次に股関節のヒンジを行う!!

股関節の曲げる・伸ばすこの運動をきちんと行うことで

ジャンプや方向転換の際に足首を効率よくつかうことができます

しかし、股関節のヒンジが出来ないと足関節の動きを

制限されます。これでは競技では足関節に制限がかかったまま

プレーを続けることになります。これでは捻挫する確率が向上します。

股関節のヒンジをきちんと行うことで臀部で地面を押す感覚が

できると思います。そうすることで足首が不意な状態で

地面に着地したときも不安定な状態を回避できます。

それが足の関節の障害予防につながると思われます。

 

今日のお話しはおしまいです。

ありがとうございました。

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。