先週膝の痛みについて投稿させて頂きました。
今日は膝の痛みを改善するトレーニングです。
膝の痛みを改善するには、重要なポイントがあります。
一つ目は股関節の使い方、二つ目はお腹の圧を高めること、三つ目が足裏の感覚です。
膝の痛みのある方で共通しているのが股関節の運動がほとんど作動していません。
また、足裏も接地している部分がつま先や足の外側と限局した形で動作を
行っている傾向があります。
膝の痛みを解消するには、まず股関節の使い方を改善することで
お腹の圧、足裏の感覚にまで大きな影響を与えることになります。
四つん這いトレーニングで股関節強化を!!
写真①~③
この写真①~③は四つん這いから立つときの動作です。
手を地面につけて自分の両膝の間に身体が入るようにします。
この時に注意点は
①お腹の圧を加えること
②指先をあげておくこと(足裏の感覚が鋭くなるので)
③膝が前方にいかないように臀部とハムストを使う
この3点を注意して立ち上がります。
この四つん這いでの立ち上がり動作が出来るようになるとお腹の圧の問題や
股関節を正しく使って立てることになります。
④~⑤ 椅子無しでの四つん這いトレーニング
先ほどの①~③が出来るようになると椅子無しで同じような動作を行います、
両手をつくことで地面からの力をもらえることが出来るので
立つときに非常に楽です、又頭の重さが前方にいくことで、てこの原理で
お尻と太ももに裏の筋肉が伸ばされ立ちやすくなります。
本来はこのようにして立つことが理想です。
臀部とハムストが伸張されることで本来は膝の力を必要としません。
しゃがむときも同じことです。
この運動を何回も行うことで膝の痛みは不思議に解消していきます。
膝を前方に出さなくなり、お腹の圧や足裏の感覚が鋭くなることで
歩行での膝の痛みもなくなります。
この四つん這い運動は本来は赤ちゃんなどがこのような動作で立ち上がっています。
本来この動作は人間のDNAに組む込まれているのです。
是非、膝の痛みのある方でなかなか痛みが改善出来ずにお悩みの方、
気軽にお問い合わせください。
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トレーナー兼コーチ 野島