奈良市・木津川市のラグビーアカデミーのasukaラグビースクール。
今週も土日と練習があります。
当アカデミーでは、タグラグビーを中心としたラグビーでの様々なスキルを
習得するスクールとなります。
その為、コンタクト、パス、ラン、ステップ、キックなど様々な要素をトレーニングして
ラグビーで活かせる、又は様々な競技で活かせる練習を日々おこなっています。
その中心にあるのが体幹強化とランの強化です。
ラグビーでは現代では走るスキルがとても大切になります。
2015年でのW杯では走る専門のコーチが日本代表で走るトレーニングを専門でおこなっておりました。
そのくらい現代では走るスキルがラグビーではとても大切になります。
走るのはただ走るだけでなく、いかに速く走れるか、それも様々な場面で。
特にラグビーの場合、前方に進むときにボールをもらう時にトップスピードで
もらう必要があります。そのトップスピードに入るには身体の使い方が大切になります。
ラグビーでは特に小学生では、ボールをもらうキャッチの時にスピードをどれだけトップスピードで
もらえるかがポイントになります。
その時、ケースにもよるのですがおおよそ、パスをもらうボールキャリアーから
5m以内で走りだします。その為助走は5m程度になります。それ以上後方になると
ボールをもらうときに、パスを出しにくくなります。
ですので5m以内から走ることが通常になります。
しかし、5mでトップスピードに入るには、少し普通の走り方では
トップスピードに入ることが難しいのです。
①走りだしの角度 ②スタートの角度
写真①②はスタートの角度です。
①→②の状態で走ることが理想です。
最低でも①での姿勢で走ることが求めらます。
これは走る時に、地面を押す角度になります。
姿勢が高いと身体特に体幹部分の地面に対する方向が真下に近くになります。これでは
地面を押して前方に進むことは難しくなります。地面を真下に押すと前ではなく上方向に移動する力の方向になるのです。
その為身体は30~45度曲げることで身体からの地面に伝わる方向が斜め下方向になります。
この斜めからのスタートを普段の練習から心掛けることで脚力のまず基本的なフォームが完成します。
フォームが完成すると後は脚の運び方、腕の振り方を覚えることでスピードは一気に
アップしていきます。
速く走るためには脚の回転速度と地面に足裏がつく時間を短くすることが大切です。
その為に足の踵は臀部の下に常にあるようにしましょう。大きく臀部から後方にあると地面を
速く押す回転が出来ません。また反対の脚の膝の高さに踵が来るのがベストです。
脚があがることでより地面を押す力が向上します。
腕は出来るだけ前よりも背中側に振ることを意識します。
このことを意識して先ほどのスタートの角度をあげることで、スピードは向上します。
当アカデミーでは速く走るトレーニングもシーズン中に毎回だいたい練習しております。
速く走る脚力は養うことでラグビーでのプレーは大きく変化します。
ディフェンスでも攻撃でも脚力が基本になります。
asukaラグビースクール
統括コーチ野島竜一
https://asuka-junior.com/rugby/