奈良市のパーソナルトレーニングジム
asukaトレーニングクラブです。
当クラブでは様々なトレーニングを提供しておりますが
大きな特徴があります。
①姿勢を改善する (アライメント)
②動作を改善する (ムーブメント)
③体幹を改善する (コアバランス)
④運動機能を改善する (モーターコントロール)
⑤関節の可動域を改善する(モビリティ)
この5つをクラブの方向性としてトレーニングしております。
特に①では姿勢を維持する筋を正しく使えるような呼吸方法からトレーニングを行ないます。
今日はこの①についてお届けしていきたいと思います。
姿勢をなぜ改善していく必要があるのか。
年々、姿勢は自分の生活の中で慣れてしまい、自分がどのような姿勢をとっているか
わからなくなります。
歩行一つをとっても自分では背筋がまっすぐで歩いているつもりでも
実際はかなり猫背気味で。
股関節をX脚でなど。自分の感性と客観的な姿勢は少し違うようです。
その為運動を行う、トレーニングを行なうにもまず、姿勢が正しく維持できているかはとても大切な
部分になります。
①姿勢トレーニングベア
写真①では四つん這いで地面を手で支え、膝と足先で支えています。
この時背中~骨盤の位置はフラットになります。お腹で出すぎても、背中が丸くなっても
いけません。この四つん這いで姿勢が維持出来ないと、この後立位での動作はほとんど
姿勢が崩れるといってもいいです。
この状態は一番安定した状態で、身体を支えています。
手、膝、足先と。この状態で身体を支えれないということは、どのこか自分で姿勢を維持する筋が
使えてないことになります。
姿勢を維持する筋はほとんど、身体の後面にあります。
多裂筋、前鋸筋、僧帽筋中部、後部線維がとても重要になります。
背中、肩甲骨を安定させるにはこれらの筋を強化することをお薦めします。
②③前鋸筋トレーニング
写真②③は仰向けで寝た状態からチューブを引いていきます。
この時、チューブを引くのは腕ではなく前鋸筋と言われる
肩甲骨を安定させる筋肉になります。
前鋸筋は肩甲骨を前方に押しだす作用がある為、
胸椎を伸展し、脊柱を上方に引き伸ばす手伝いをしてくれます。
この筋が逆に弱いと自分の猫背や脊柱を安定させることが難しくなり運動やトレーニングを
おこなっても関節、特に肩関節に動きが悪くなる為、思うような動作は出来にくくなります。
④多裂筋トレーニング
写真④は多裂筋と言われる部分のトレーニングです。
この筋は脊椎を回旋する、伸展することに関与し胸腰筋膜を介して
腹横筋と連結しています。
その為筋が作動することで腹横筋や、骨盤底筋群も同時に収縮します。
写真④では股関節を軽度屈曲して腕を両サイドにあげていきます。
この時、下ろす時もゆっくり4秒くらいかけておこないましょう。
この筋が強くなることで胸椎が伸展するだけでなく、お腹の筋も同時に収縮出来る為
コアを強化することにもなります。
このように背中を強化することで姿勢は多きく変化します。
今ご紹介してトレーニングも負荷は軽くても普段意識していない部分ですので
意識できると立つ姿勢や歩行姿勢にも大きな変化があります。
背部が変化することで、立つ、歩行などの普段の姿勢がよくなります。
是非、背部を強化してかっこいい背中を見せれるようになりましょう。
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トレーナー兼コーチ野島