奈良市パーソナルトレーニングスタジオのasukaトレーニングクラブです。
今日は60代から最近トレーニングに来られる方が増加しております。
私的はとてもうれしいです。やはり何歳になっても自分の身体を健康な状態を
維持しようとする気持ちはとても大切だと思います。
60代くらいから仕事も少しづつ落ちつき、自分の時間がとれる時期になっていきます。
しかし、そんな時になかなかどこかに行くと腰、膝が痛い、動くのがすぐ疲れる。
これではなかなか自分で思うように移動することが出来にくくなります。
移動の最大は歩行です。この歩行がやはり最低でも30分程度連続で歩くことが
出来ないと旅行や買い物などが難しくなります。
でも60代、70代で筋トレを行うことでどのような効果があがるのか。
それを今日はお伝えしていきたいと思います。
まず筋トレでは、一番重要な部分が沢山あるのですが
60代から始める場合、まず呼吸を正しく行ってみましょう。
先日も70代の方のトレーニングでなかなか呼吸の方法がわからないという
クライアントの方がおられました。
呼吸がとても浅く、胸部でしか呼吸をしていない方が多くみられます。
また吸う時間が短く1~2秒で吐くのに10秒近くかけられる方もおられます。
これはまず呼吸のリズムを覚えてほしいです。
4秒で吸うなら4秒で吐いてほしいです。
確かに吐くときにしっかり吐ききることは重要ですが、
同じ秒数でまずは練習した呼吸トレーニングをお薦めします。
呼吸ではまずマットに仰向けで寝た状態で行ないましょう。
①姿勢
仰向けで呼吸することで、背中に酸素が入るのを理解しやすい状態になります。
呼吸は基本胸というよりも背中に入れるイメージです。
お腹や胸にも入るのですが肺は基本背中側にありますので、背中に酸素を入れるイメージで
呼吸を行ないましょう。この呼吸が正しく行えると背中にボリュームがうまれます。
この背中へのイメージを行うことがこの後の立位でのトレーニングを行なうときに
背中への意識を持つことで脊椎を正しい位置でトレーニングを行なうことになります。
まずはこの呼吸を練習しましょう。
写真①のように脚をあげた状態でもいいですし、脚を下した状態でも大丈夫です。
正しい呼吸が行えるようになると写真①のように肩がマットにぴったりつくことになります。
ほとんどの方がマットに方はつきません。それは肩ではなく、胸椎が伸展出来ないことが原因です。
これは背部にある多裂筋などのインナーマッスルが正常に動いていない為だと思われます。
是非、写真①のように肩がマットにつくことを意識して呼吸を行ないましょう。
次回は呼吸から関節可動域を正常に戻すダイナミックストレッチトレーニングを
お伝えします。
asuka-sports.com
トレーナー兼コーチ野島