今日はお子様の競技のやる気を向上させる方法についてです。
これは、最初にお話しておきたいのは、私が今迄様々な指導者の方や
自分の指導経験からのお話です。
子供さんの競技をいかにやる気にさせるか。
これは難しい問題です。例えば、サッカーや野球をしているが
なかなか自分から本当にやりたいという意志がみえない、ハングリーな部分がわかりにくい。
などのお話をよく聞きます。
子供さん、特に小学生高学年~中学生は非常に多感な時期です。
この多感な時期に強制的な指導は反発を招き、余計やる気を失せるかもしれません。
反抗期や子供から大人になる時期なので余計に難しい年頃です。
しかし、子供の中にある根本は何か?
それは認めてほしいという気持ちだと思います。しかし、恥ずかしい、照れくさい、などが
前面にあらわれなかなか態度や言葉で表すことは出来ないのが現状です。
私が今迄指導してきて思うのは、まず認めるということ。
認めるとは子供としてではなく、一人に人間として選手として。
プレーが出来ない、だから指導する。しかし、出来ないことに注視すると
出来ていることも見失うことがあります。
子供の成長は大人が考えているより急成長します。
その成長はなかなかいつくるかは難しいのです。ですから認めることから
まずはじめましょう。
試合で失敗する、ミスをする、それを自分で何が問題かを理解してもらうことが大切です。
ただ、ダメ、ダメでは、何が出来ないからミスをするかを理解しないまま又
同じミスを繰り返します。
試合でも練習でも自分のプレーを客観的に理解してもらうことを
常に教えていくことが長い目で見た時、選手として成長していくと思います。
指導とは、導いてあげることです。注意は必要です。しかし、それだけでは
やる気は出ません。プレー以外でも例えば、団体スポーツで自分の役割を
与えてみる。任せてみる。そうすることで子供は自分を認めてもらったと感じることで
プレーでもそれは気持ちが変わってきます。
私は、自分のラグビーチームや様々な競技選手、子供さんの指導を長年行ってきました。
みんな自分の事を認めてほしい。
私は子供さんを小学生1年生~大学生までも主に今まで指導してきました。
子供さんによっては成長のスピードは違います。小学生の頃はなかなかプレーが伸びない子供さんも
中学生で急激に伸びる、高校生で伸びることは少なくありません。
ですので小学生で全然伸びないから無理という烙印を押してしまうと子供は
中学生になっても他の事でもやる気が出ないかもしれません。
競技はあくまでも教育の成長の一環の場だと私は思います。
子供さんの競技へのやる気はちょっとしてきっかけです。
自分もそうでしたから。
是非、認めたうえでお子様に接することをお薦めします。
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トレーナー兼コーチ 野島