今日の投稿はテニスでのバックハンドについてです。
全豪オープンも今ありバックハンドの重要性がわかりますね。
しかし、バックハンドが苦手な選手がジュニアの中でも少なくありません。
これは、バックハンドはもともと、自分の効き手ではない為に、逆ハンドになります。
また両手で打つために更に自分の思う所にコントールすることが難しなります。
では、バックハンドをうまく行うにはどのようなトレーニングが必要になるのか。
まずバックハンドは両手で持つために、胸椎の回旋動作が重要になります。
片手の場合は上半身をうまく使える為に胸椎を回旋させやすく、又手打ちでも
打つことが出来ます。しかし、バックハンドでは両手でラケットを持ちなおかつ
効き手ではない方の手でボールを打つ為に、手うちではほとんど威力は無くなります。
このバックハンドをフォアなみかそれ以上に行うには、身体の使い方をトレーニングする
必要があります。バックハンドではまずは先ほどもあげましたが胸椎の回旋能力をあげるには
胸椎の可動域を行うトレーニングを行いましょう。
①②
胸椎の回旋動作、骨盤を固定した状態で胸椎を回旋していきます。この時重要になるのは、
骨盤をしっかりと止めておくことです。
胸椎と骨盤が同時に動くと回旋が骨盤で行われるか腰椎を使うことがある為、
胸椎を回旋することにはなりません。胸椎が大きく回旋することで
バックハンドをスムーズに行える基礎をつくりましょう。
③④ 股関節の切り返し
次に写真③④では股関節の切り返し動作を行っております。
素早く股関節を切り返すことでバックハンドの時の股関節の可動性を高めることが
出来ます。バックハンドでは自分の効き手ではない為に股関節の切り返し動作が不十分で
腕でボールを捉えようとします。
股関節の切り返しがスムーズに行えることでボールを打つ時に股関節の力を上半身に効率よく
伝えることが出来ます。
上半身の胸椎の可動性が高まることで股関節の力をより大きくボールに伝えることが出来ます。
現在の全豪での選手でバックハンドが強烈な選手はこの股関節のローテーションがとても
うまく行えています。
出来るだけギリギリまで股関節で我慢して一気に股関節を切り返すことで
上半身により大きな力が伝わります。
是非、バックハンドが苦手なジュニア選手は胸椎の可動性と股関節の切り返し同あを練習しましょう。
鋭いバックハンドを打つことが可能になります。
テニスのバックハンドをもっと上達したい方気軽にお問い合わせください。
asuka-sports.com
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コーチ兼トレーナー野島