ジュニア期のスポーツを考える③ テニスでの腰の障害を予防するには。

奈良市のスポーツ障害専門のあすか鍼灸整骨院、

リハビリ、体幹をトレーニングする

asukaトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。

 


 

今日は朝から京都の北の方に

行っていましたが、山に雪が積もっていました。

やはり京都は雪が降っていたのですね。

雪景色でした。

京都は高速道路が様々な所に出来

交通の便が非常に便利になっていますね。

奈良も早くそうなってほしいものです。

 


 

ジュニア期のスポーツを考える。

今日はテニスでの腰の障害を予防するには。

 

テニスは子供さんから大人の方まで

幅広く楽しめるスポーツです。

しかし、お子さまの腰の痛みが多いのも

事実です。

 

テニスは競技の特性上、上半身を回旋する動作が

入ってきます。

またサーブを打つ際にも身体を後方にそらす

動きが入ってきます。

これらの動きが腰部にのみ偏った動作に

なることが腰を痛める原因の一つにあります。

 


 

 身体をずべて使ってテニスを打ちましょう。

テニスの動きを実際にTV等でも子供さんの

打ち方をみますが、身体全体で打つというより

腕だけでラケットを振っている傾向が強いと思います。

 

ラケットを振る際には、手の延長線上に

あるという感覚が必要です。

ですので腕で振るという感覚だと

下半身と上半身を連動して使う感覚は

難しいかもしれません。

 

身体は上半身と下半身が連動して動いて

こそ大きな力を生みだすことができます。

例えば、大きな荷物などを前方に押して移動させる

時に、腕だけで押せるでしょうか。逆に下半身だけ

で上半身を力を抜いて押せるでしょうか。

 

どちらも自分の力を最大限に生み出すことは

難しいと思います。

しかし、しっかりと地面を足で押して、その力を

手に伝えて荷物を押すと強い力が加わることが

わかります。

 

競技でも同じことです。

上半身と下半身は別々の動きをしているようで

連動しながら力を発揮しているのです。

 


 

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身体全体を使った運動やトレーニングを。

普段のストレッチや運動、トレーニングでも

身体全体をできるだけ使うメニューを行ってみてください。

上記の写真は股関節の動きをつくり、上半身を回旋して

いる動作です。

 

様々な動きを下半身と上半身を連動して行ってみましょう。

それがテニスでも身体全体を使う一歩に繋がります。

テニスで”下半身の力を上半身に使えてと”、選手に伝えても

テニスの時だけ行うことは難しいと思います。

 

競技は日常生活でできることがベースになります。

日常生活での出来ないことを、競技でするのは

怪我の発症を高めることになります。

 

まず、自分の日常生活で身体全体を使った運動を

おこないましょう。

足の裏もしっかりと地面を踏み、

身体を全体を伸ばすのうなイメージで

動かしていきましょう。

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テニスも身体のここだけ使うといった

限定的な競技ではありません。

ラケットを持っている手もそうでない手も

身体は全て使う意識が重要です。

腰を痛める原因は身体の

筋肉がしっかりと伸張したり

関節を使えていない原因からおこりうる

と感じます。

 

しかし、これは全てのお子さまが幼少期には

出来ていたことです。

身体の関節の可動範囲を限りなく使い

動作をおこなっていたのです。

 

それが少し忘れているだけなのです。

腰の痛みは身体の使うべき関節を

昔のように使えれば痛みは自然と

軽減していきます。

 

是非,身体を全て使う動きを普段から

おこなってみましょう。

股関節を完全に曲げてしゃがむ、

膝を完全に伸ばして立つ。

簡単な動きですが、このような動作から

始めてみましょう。

動きが変われば腰の痛みも必ず軽減します。

 

 


 

テニスでの腰の痛みや膝の痛みの

予防を考えの親御様、気軽にお問い合わせください。

asukaトレーニングクラブ

asuka-sports.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

0742-22-0120

トレーナー野島竜一

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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