今日の投稿は、ダイエットトレーニングについてです。
ダイエットトレーニングではお腹を凹ませたい、下腹をなんとかしたいと
いうご意見少なくありません。
しかし、なかなか下腹をひこませること、お腹を凹ませることは簡単ではありません。
特に年齢を重ねるとなかなかお腹を凹ませることが難しくなります。
お腹は骨が回りにない為にどうしても、お腹部分が重力に負けて下腹部に脂肪が
たまりやすくなります。
これを解決するには腹筋だけではなく、全身の運動が必要になります。
全身運動と腹筋運動を同時に行うことでトレーニングの効果を高めることになります。
お腹を凹ませようと腹筋運動ばかり行う方がおられますが、これはあまり
健康的ではありません。とくにシットアップと言われる
腹筋ばかり行うのは危険もあります。
①②シットアップ
写真①②のようなシットアップ動作は腰を伸展します。その為
回数を100回とか200回とか行うとお腹の圧が段々抜けていき
腰を保護するインナーマッスルが弱くなり、腰を痛める危険性があります。
その為お腹を凹ませる際に腹筋運動ばかりしなくてもお腹を凹ませることは
可能です。
それが全身運動です。
例えばBOXジャンプ
③BOXジャンプ
写真③のBOXジャンプでは脚の力で跳んでいるイメージがありますが
それだけではありません。ジャンプする際に股関節の付け根の腸腰筋と言われる
部分の筋肉を大きく活動させています。
この腸腰筋は
図1腸腰筋
図1でもわかるように腸腰筋は大腿骨から腰の骨までを通過する筋肉です。
この筋は腹部の深層筋になります。
腹部の奥にある筋肉で脚を引き上げる際に使う筋肉になります。
この筋肉はとても大きくまた活動範囲の大きい筋肉の為、しっかりと
活動させることでお腹の下腹部を引き締めることが可能になります。
またスクワットも有効です。
スクワットは全身の関節に大きな負担がかかります。
足首、膝、股関節、骨盤、腰椎、胸椎に
その為しっかりとお腹を意識して行うことで腹筋を100回するのと
スクワット10回するのがほとんど同じくらいのエネルギー消費量となるそうです。
又腹筋運動だけでは背中が丸くなりやすく、身体のバランスがうまくとれません。
その為背筋などを使うことで身体の前後のバランスがとれてお腹周り全部を引き締めることに
なります。
④⑤デッドリフト
背筋を強化するにはとても有効的なトレーニング。
しかし、このトレーニングでも股関節を曲げて背中を真っすぐになるには
お腹の圧を高めることが重要になります。
腹部を凹ませるには腹筋だけでななく、腹部を意識する全身の運動メニューを行うことで
お腹を全体に凹ませることが可能になります。
お腹を凹ませたいがなかなか難しい、自分ではとお思いの方
気軽にお問い合わせください。
asuka-spotrs.com
asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp
トレーナー兼コーチ 野島