スポーツ障害を考える。野球での投手による腰椎分離症は胸椎の硬さが原因です。

奈良市のあすか鍼灸整骨院、

リハビリ専門施設のasukaトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。


 

今日もジュニアトレ塾です。

現在は走る過程での股関節の使い方を

行っています。

トレーナーも3人になり細かい部分にも

指導出来るようになっています。

体験希望の方は

ジュニアトレ塾 代表野島まで

0742-22-0120

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.lp


スポーツ障害を考える

野球で投手による腰椎分離症を改善、予防するには。

野球で投手による、腰椎分離症は少なくありません。

この背景には胸椎の硬さが大きな原因です。

胸椎が硬くなるとなぜ、腰椎に影響を及ぼすのか。

当クラブでも投手で腰椎分離症のお子様が来られることは

少なくありません。

カラダのテストをしてみると

胸椎がほとんど動かず、腰椎を動かそうとする傾向があります。

しかし、腰椎は回旋、伸展する動作には適していません。

しかし、投手で中学生くらいから硬式でと投げていると

どうしても速い球を投げたい為、身体のどこかを強く回旋する

必要があります。

これが本来は胸椎に柔軟性があると胸椎で回旋できるのですが、

胸椎が回旋出来ないと腰椎でその回旋をカバーすることになります。

これが腰椎に大きなダメージを与え蓄積が腰椎分離症に移行します。


 

腰椎分離症は完全には治らないのです。

 

腰椎分離症は、よく治ると思われている親御様もおられますが、

治ることはほんとどありません。

それはこの分離症自体がいつ発症したのはわからないという

現実があります。ですので1年前からなったのか、半年前は

3カ月前か、1週間前ははっきりとした負傷日を

確定することが現実不可能です。

ですので、早期発見することが出来ない為に

完治を求めることは難しいのです。ですが、少し痛みがなくなり

完治したと勘違いされる方が少なくありません。

それは違います。胸椎を柔軟にしてフォームを改善しない限り

症状はまた現れます。

そのことをしっかりと考えることが腰椎分離症と長く

付き合うことになります。

 


 

腰椎分離症を改善するには、胸椎を柔軟にしてフォームを改善しましょう。

 

胸椎を柔軟にするには

専門のトレーニングやストレッチを行う必要があります。

腰椎椎間板ヘルニアからのリハビリ、胸椎の柔軟性と背筋強化が必要です。

上記ブログも参考にしてください。

胸椎は本来回旋することに適した関節ですが、

中学生や小学生、高校生でも投球を見ると

ほとんどが腰か腕のみで投球しています。

これは、指導にも問題が。

腰を回せとか、思いっきり投げるという指導も

スポーツ医学からみると問題です。

腰で回すことはできにくい、又腕で投げるのでもありません。

それは胸椎を回旋、肩関節を使って投げる、上半身に言えば

この部分が重要です。

腕、腰では現実投げると肘、肩、腰を怪我する原因になります。

腰椎分離症も子供が理解しない部分での投球を

行わされている現実があります。

ですので、投手を目指すのあれば、

必ず胸椎を回旋する練習を日々行う必要があり、

この部分の可動範囲が投手には重要です。

メジャーリーグで活躍している大谷投手や西武ライオンズの

菊池投手もこの胸椎を柔軟にして可動範囲をつくっています。

これが投手にとって強みになります。

 


 

胸椎回旋でボールを離す位置が変わります。

 

胸椎回旋を行うことが出来可動範囲が広がることで

ボールを長い時間もちバッターよりでリリースすることが出来ます。

これは投手にとって非常に優位なことです。

速くボールを離す選手はコントローラも安定せず、急速も伸びません。これは

マウンドから出来るだけ遠い位置で投げることが、相手にとっては

球速が伸びる感覚があります。よくいう手元で伸びる感覚です。

しかし、速くボールを離す選手の球は速くてもあまり球速を感じられないのです。

これは野手の出来るだけ手元で球速をあげるには出来るだけボールを長く持ち

相手の近くでなげることです。

これには胸椎の回旋が必要になります。

 


 

腰椎分離症を改善するには、まず胸椎の可動性を

見直すことが重要です。

当クラブでも腰椎分離症の選手が胸椎を柔軟にする

トレーニングをすることで症状がほとんどなくなっています。

腰椎分離症でお悩みの野球選手の親御様、気軽にお問い合わせください。

asuka-sports.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

0742-22-0120

asukaジュニアトレーニングクラブ

トレーナー野島

 

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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