奈良市ジュニア競技のケガ予防のスタジオ/ 小学生・中学生のスポーツ選手の踵の痛み、実はコレが原因!!

奈良市ジュニア競技のケガ予防のスタジオ/ 小学生・中学生のスポーツ選手の踵の痛み、実はコレが原因!!

 

奈良市・木津川市・生駒市のスポーツ傷害専門のトレーニングジムのasukaトレーニングクラブ。

 

今日は本当は知っておきたい小学生・中学生の踵(シーバー病)の原因についてと予防方法について。

 

小学生・中学生のジュニアアスリートで足首のスポーツ傷害で多いのが踵の痛み。

特にシーバー病といわれる傷害。後はアキレス腱などもありますが小学生・中学生ではそれほど症例としては

多くありません。圧倒的にシーバー病が多いです。

これは実は原因がきちんとあるのです。

しかし、この原因をきちんと把握して競技を行わないと踵の痛みは長い選手なら1年くらい続く子供さんもいます。

では、何が原因なのでしょうか。

原因は大きく2つです。

①つま先が地面から接地する癖がある

②競技中に正しい動作で止まることができていない。

 

この2つが実は原因なのです。病院では成長痛を言われることもありますが

1年間も成長痛になることはほとんどありません。

では高校生などの頻度というと、高校生になるとこれがシーバーではなく

捻挫、骨折などのさらに重症度の高い傷害になるのです。

 

高校生・大学生になるとスピード、筋力があるため、①②の動作を繰り返すことで

足首を捻挫、膝の靭帯損傷、骨折などをおこすこともあるのです。

小学生、中学生ではそれほど筋力や速度が無いことで踵の痛みで済んでいるとも言えます。

 

では実際にどのように予防を行うことが必要になるのか。

まず身体の使い方を練習する必要があります。

アイシングなどは一時的には効果がありますが、長期的にみるとそれほど大きな効果を期待することは

出来ません。ストレッチなども同じことが言えますが行うならまず

①足首の可動性の練習

②股関節の使い方の練習

③歩行の練習

を行うことをお薦めします。

上記の①~③がクリアできることで

次のステージに進みます。

これが競技の特性に特化したブレーキ動作になります。

 

①足首の甲のストレッチ        ②足首の可動性トレーニング

まず行いたいのは足首を構成している関節の運動です。

足首には多くの骨があり、関節もたくさん存在します。そのため足首全体が正しく動くところから

練習しましょう。

写真①では足首の甲をストレッチしている風景です。

足首がストレッチされることで足首の関節が正しい可動をすることになります。

足にはリスフラン関節、ショパール関節などがあり動きを正常にするには足の甲を引き伸ばすことを

お薦めしています。

 

次に足首の可動性として背屈動作になります。これは前脛骨筋や腓腹筋などの柔軟性と強度が

要求されます。実際に足首が背屈できないと走るときに地面に対してつま先からか接地して

ブレーキをかけて止まることになります。

しかし、このつま先から地面に設置することでその衝撃を吸収するのは踵の部分になるのです。

それは踵に付着している様々な軟部組織を収縮させることになり結果踵の痛みにつながります。

 

そのため足首の背屈動作ができないことがケガ(シーバー病)の要因となるのです。

 

①②の写真のトレーニングである程度足首の動き、足の甲の動きが正常になれば

次のステップにうつります。

 

次は股関節と足首を連動させることが大切になります。

先ほども記載しましたが競技で止まることがとても本来は力が必要になるのです。

身体には止まるときに吸収する部分が必要になります。それが股関節になります。

 

③④股関節と足首を連動するトレーニング(パワーポジション)

股関節にはブレーキをかける、そして力を吸収することができる能力があるのです。

股関節はヒンジといわれる関節で大きな力を止める能力があります。

そのため、走る→止まるときには必ず股関節で力を吸収することが肝心になります。

そのため、まずは写真③④のように足首背屈、股関節のヒンジ動作を立った状態で少し角度をつけて

練習しましょう。

 

股関節をしっかり後方にひくことで自分の速度をコントロールすることができます。

静止した状態からできれば次に歩行の練習を行います。

歩行しながらまずは片足でとまりましょう。

片足でとまることが出来ないと実際には止まることが出来ません。

 

⑤止まるトレーニング風景

止まるときには必ず股関節屈曲、足首が背屈になってから地面に足裏が踵のほうから接地する必要があります。

この止まる動作を歩行から練習しましょう。

歩行から5mくらいの先でとまる、それを繰り返し左右どちらの足からでも止まれるようにしましょう。

 

この段階で正しく止まることが出来ると踵には一切の負担は本来はありません。

起こるのは股関節で止まっている感覚です。

 

このようにまずは歩行で左右どちらの足からでも止まれることが、シーバー病を改善、予防する

まずは最初になります。

明日はこのあとのステージ、走ってから止まる、競技特性による止まり方などを

お届けします。

 

踵の痛みは止まる動作を変えることで改善します。

 

トレーナー兼コーチ野島

asukaジュニアトレーニングクラブ

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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