体幹トレーニングアドバイザー兼スポーツ外傷専門の治療家
のノジこと野島竜一です。
奈良市であすか鍼灸整骨院・asukaトレーニングクラブにて
働いています。
今日はNHKで倉本聰さんのお話しの番組をみて
すごいなって関心していました。
色々なことがあり、色々な人間模様を醸し出す
あのドラマや映画には自分自身が経験されてきた事柄が
描かれていたのですね。感動しました。
今日のお話しです。
今日は、足の外傷についてです。
足の外傷として
スポーツや捻挫などから移行しやすい
外傷をご紹介したいと思います。
まずは外頸骨
そして種子骨障害
最後に後方インピンジメント症候群
今日はまず、外頸骨からご紹介したいと思います。
外頸骨は足のこの部分の
舟状骨の内側部分がなんならかの
外的要因で引っ張り続けられることで
発祥します。この外頸骨には後脛骨筋腱が
付着しています。
この部分ですね。↑
しかし、この種子骨が過度の捻挫、
シンスプリント、扁平足による過度の
ジャンプなとで足の裏の内側アーチが
維持できなくなると足の内側は引っ張られ
この種子骨が炎症をおきます。
有痛性外脛骨は地面からの衝撃で歩くときでも痛みます
有痛性外頸骨という障害になると痛みが歩くときでも
痛むことがあります。
多くの場合がこの部分が腫れあがり
靴を履いて擦れるだけでも痛みが
あります。
スポーツでは陸上、バスケ、ハンドボール、
バレーボール、剣道、体操などの地面を
踏みこむ動作の頻度が高いスポーツが
多いのが現状です。
原因は大きく2つあります。
まず、捻挫などを頻繁にくり返し行うこと自体が
カラダの動作を修正する必要があります。
特に捻挫をすることは、着地動作やカラダの方向転換の時に、
股関節をうまく使えずに足首への負担が多い動作になっています。
また、足の裏の内側アーチがない場合は
地面からの反発する力を吸収する部分がない為、
外頸骨になりやすい状況になっています。
これらの状況を解消するには
まず、カラダの使い方をきちんと習得する
ことが先決です。
次に、足裏の内側アーチの強化をはかる必要があります。
↑こんな感じで内側アーチを強化しましょう。
これは何歳からでも行えます。
また、アスリートの方には硬い地面での練習ではなく、
柔らかい土や芝での練習で地面を
しっかりと踏み込める筋が
必要です。
これらにプラスして外頸骨専用の
テーピングで痛みの箇所を今以上の
腫れを起こさないようにします。
ただ、がっちり固めるようなテーピングでは
足の裏の筋肉の低下や関節の可動性が
制限されるので過度な固定は必要ありません。
この状態で痛みを軽減しながら動作の改善と
筋力アップでほとんど症状は解消できます。
足の外頸骨はシンスプリントと併発します。
その為、自分では自覚症状がでる頃には
かなり状態は悪化している場合が多いので
きちんと判断し、適切な処置が必要ですね。
明日は種子骨障害についてお話しします。
この障害はサッカー選手や座った姿勢から
立ちあがる動作が多い方にも発症しなすいのです。
それでは本日はおしまいです。
ありがとうございました。