ジュニアアスリート競技力向上、バトミントンでのスイング向上にはしっかり止まることが必要。

奈良市のスポーツ障害専門整骨院のあすか鍼灸整骨院、

asukaトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。

 


 

4月に入り当クラブでも新人トレーナーが

奮闘中です。

若いっていいですね。バイタリティーがあって。

このクラブこれからどんどん盛り上げていってほしいです。

 


 

今日の投稿テーマは

バトミントンでの速いスイングです。

いかに速く動き打てるか。

 

止まれきることが重要です。

 

バトミントンでは高速でのサーブを打ったり

ショットをすることになります。

この際に速く自分のタイミングでショットをするには、

いかにスピードを止めれるかが重要です。

ショットをする際に、地面を素早く踏んで止まれることが

その後のプレーを左右します。

 

逆に言えば、止まりきれていないと、次への動きの切り替えし動作が

曖昧になりショットの時のスピードを向上することは難しくなります。

これはテニスや卓球でも同じです。

次の動作を素早く行うにはきちんと止まれるか、ほんの0コンマ何秒の事ですが、

この止まる動作ができることは、身体が床方向に動くことを防ぎます。

床方向に体重がかかり過ぎることで足の裏で感じる体重は重くなり、

素早く踏み込んで身体が止まることが出来れば体重が重く感じなくなります。

 

 


 

 止まるには座骨で踏むトレーニングを

 

しっかりと体重を感じにくくする為には

地面を踏む際の位置が重要です。

特に、足の裏で踏む際に骨盤にある座骨という

骨で地面を捉える練習がとても効果的です。

この上記の写真のスクワットは地面を踏む際に

座骨を意識した方法です。

膝の角度と座骨の踏む角度が地面に対してほぼ同じになっています。

このように座骨で地面を踏むことが

競技において止まる際に非常に効果的です。

 

この動作を最初はゆっくりでも構わないと思います、

慣れてきて自分の感覚で座骨で地面を踏んでいる感覚が

捉えられてきたら、スピードを向上していきましょう。

その後ジャンプ動作や、片足でのジャンプなどでどんどんレベル

アップしていくことが、実際の競技特性に近づけると思います。

 


 

怪我を予防することにもなる止まる動作

 

止まることは競技力向上だけではありません。

バトミントンでは膝や足首の怪我も少なくありません。

これは、きちんと止まり切れていない為に

足首の関節が動きすぎたり、膝の動揺性に結び付きます。

止まれないことが、関節を過度に回旋したりすることになり、

怪我の要因になります。

 

これを予防する為にも、

止まることは重要だと私は考えます。

自分の止まりたい所で止まるには、

座骨を意識してとまることが先ほども述べましたが

有効です。

膝の前十字靭帯損傷や足関節の靭帯損傷を予防する観点からも

止まり切ることは重要です。

特に現代のコートはすべらない構造になっている為に

きちんと止まらないことがその後の関節や筋肉に大きな

負担となります。

座骨でとまる練習は競技力向上だけでなく、怪我を予防することにも

繋がります。

是非、ジュニアアスリートの皆様、しっかりと自分の思う位置で

止まる練習をお薦めします。

 


 

バトミントンの競技力向上、怪我予防でお悩みや

ご相談、興味のある親御様、気軽にお問い合わせください。

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0742-22-0120

asukaジュニアトレーニングクラブ

トレーナー野島竜一

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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