今日のトレーニングは野球編です。
投手での速球を向上させるトレーニングについて。
当クラブでは、他のトレーニング施設と大きな違いがあります。
当クラブでは、トレーニングメニューを作成するにあたり、様々な動作を
確認します。
例えば走る為のトレーニングでも、どのパターンでの走る場面をイメージして
行うか。
サッカーで相手のボールを奪う為に追いかけるようなシーンなのか。
サイドバックのように、ディフェンスに戻る際のスピードなのか。
そのシーンに沿った場面を想定します。その中から場面を想定して動作を解析していきます。
その解析した中から現在の状態を加味しトレーニングメニューを作成します。
その為、基本はマンツーマンのトレーニングになります。
最近では大谷選手なども動作を解析した中でのトレーニングメニューを作成する
所でのトレーニングをオフにしていたそうです。
動作を解析しないトレーニングでは、どうしても、トレーナー側の主観的な内容や
意味の不明なトレーニングを行いがちです。
それでは、短期長期的にみてもスピードアップは出来ません。
その場面に必要な身体の使い方、走る方法などをひとつづつ分解して基礎から
覚えることで数カ月後に成果が見えてきます。
私の担当クライアントではそのようなトレーニング方法でレッスンしております。
今日は野球です。
数多くの野球選手特に投手を担当させて頂きました。
今日は小学生~中学生の投手向けへのアプローチ方法についてです。
野球特に投手の場合、小学生~中学生はまず投球制限を必ずしてください。
1日の試合で50球(小学生)70球(中学生)
です。また試合の間隔は最低1週間はあけます。
これが原則です。これを守らないと肘、肩の傷害がかなら高い確率でおきるといえます。
また、投手の速球を向上させるには、上半身の力もそうですが、
身体の連動動作を覚えるトレーニングがかかせません。
最近のお子様は、野球しかしていないケースが少なくなく、投げることが
腕だけを使うと勘違いされることがすくなくありません。
しかし実際には野球投手で重要になるのは、関節の可動性特に足首、股関節、
胸椎、この3つの関節が正しく使えかが大きなポイントになります。
踏み込む際足首が底屈といいつま先が下にさがって地面の着地する子供さんが
激増しています。地面につま先からつくことは、本来膝や股関節のブレーキング動作が
出来ない状態で投球フォームに入ります。これでは手投げと言われる動作で
いくら速く投げようとしても肘の靭帯を損傷、肩の関節内の靭帯などの損傷を
引き起こすことになります。
投球フォームでは足首はか必ず背屈で地面には足裏全体で踏む意識が重要です。
その力を股関節で正しく受け止めることが出来る関節の柔軟性と強度が必要になります。
そして胸椎の伸展、回旋能力が最後に腕を振るときにいきてきます。
この3つの関節は、本来連動して動いています。
①連動動作の回旋運動
写真①では、足首の関節背屈、股関節の外旋、内旋などの可動性、そして胸椎の伸展、回旋を
行う動作トレーニングです。全ての関節の動作が一つになりこの動作を行うことが可能になります。
野球でも同じことが言えます。投球動作では、この3つの関節が揃うことで投球動作をよりスムーズに
行うことが可能になります。
ただ、小学生や中学生ではこの3つの関節動作でエラーが多くでます。
そのエラーを正しく解析してその結果どのトレーニング内容が最適化を導きだして
トレーニングを行います。
そうすることで、本人のエラーが修正されることで本来もっている機能をフルに活かすことが可能に
なります。
是非、野球での投球スキル、スピード向上でお悩みの親御様気軽にお問い合わせください。
asuka-sports.com
asuka-junior.com
野球塾 塾長
野島竜一