野球での投手の球速向上トレーニング、身体の使い方で球速は10km速くなります!!

今日の投稿は野球での投手での球速を向上させるトレーニングです。

球速は身体の使い方でかなり速くなります。

小学生、中学生、高校生、大学生での投手での球速アップを

求められる選手は少なくありません。

 

この球速向上には身体の使い方が大きく影響します。

野球での投手の場合、体重移動と下半身と上半身の回旋が正しく行うことが

出来れば球速は速くなります。

投手の場合、右効きでも左効きでも自分の体重を一度軸後方の股関節で

ためる必要があります。そのためた力を一気に伸長させて反対側の股関節で

ブレーキングをかけて大きな力に変換しその力を上半身に伝えていきます。

 

しかし、この動作で重要になるのは股関節のヒンジ動作です。

このヒンジ動作とセットポジションでもワインドアップでも

構えているポジションでの体重バランスがとても重要です。

このバランスが崩れることで体重移動の際の軸が崩れることになります。

今日は身長170センチで142kmを投球している投手に実際に

フォームを行ってもらいます。

写真①ヒップヒンジと重心は足の真ん中に。

投球では写真①のように股関節に体重をしっかりのせるヒップヒンジと言われる動作が正しく

出来ることで次の動作への時にスピードを乗ったまま移動することが出来ます。

この時に重心位置は足の真ん中に位置します。

写真②体重を反対股関節にのせます。

写真②ではためた力は反対方向の脚に移動させ股関節で受け止めます。

このブレーキング動作が強ければ強いほど大きな力が上半身にかかることになりその後

胸椎の回旋動作が速く力強くなります。

 

写真③後方の脚が蹴りあがってきます。

写真③では下半身からの力を使って胸椎の回旋を行う投球に至ります。

最後に投球した際に強い負荷がかかればかかるほど後ろ脚が前方に飛び出すように

なります。これは大きな力を止めた結果、力が前方にかかっている証拠になります。

この後脚が右利き投手なら3塁方向へ移動している、左利きなら1塁方向へ流れていては

前方に力がかかっているとは思えません。

これでは身体の使い方でどこかにエラーが出ていることが言えます。

速い球を投げるには、体重移動を正しく行いブレーキング動作を行うことが

重要になります。

 

正しい身体の使い方を行うことで肘や肩の怪我予防にもつながり

結果速い球速での投球が可能になります。

 

是非、速い球を投げたい、もっと球速を挙げたいとお思いの選手の方、

親御様気軽にお問い合わせください。

 

asuka-sports.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

トレーナー兼コーチ 野島

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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