今日の投稿はお腹引き締めダイエットについてです。
お腹を引き締めたい、凹ましたいというご要望が一番ダイエットでは多いと
思います。
しかし、なかなか痩せにくい部分でもあります。腹部は基本内臓が多く存在し
骨があまり存在しない部分です。胸のあたりは肋骨がありますが、
お腹の部分は骨がありません。その為脂肪が沢山つきやすくなります。
また、年齢とともに下腹部がポッコリするのもお腹周りに骨がないのと
重力の関係でどうしても下腹部に脂肪がつきやすくなっています。
では、どのようにしてお腹を凹ませるか。ポイントは2つです。
①全身運動と腹筋の両立
②呼吸を意識
この2点を意識することでお腹を凹ませることになります。
①の全身運動と腹筋は簡単ではありませんが、腹筋を行うには
ただお腹を曲げるトレーニングだけしても簡単には凹みません。
腹部をまんべんなくトレーニングすることが必要です。
①腹筋図(外側)
②腹部(内側)
図①②では腹筋の外と内の筋を示しています。腹筋を主にアウターと呼ばれる
外側とインナーと呼ばれる内側の両方の腹筋があります。
その中でも内側の筋は呼吸が大きく関与します。
皆さんがよく見るシックスパックと呼ばれる腹筋はそれほど大きな筋では
本来は無いのです。
それよりもインナーマッスルと呼ばれる腹横筋、横隔膜はとても大きく強い筋肉なのです。
これらを強化するには全身運動を併用することがとても重要です。
例えばスクワットなどを行う際にはこのインナーマッスルが必ず作動します。
その為に全身運動を行うことがまずは重要です。
流れとしては
スクワットなどの全身運動→シットアップなどの腹筋を行います。
これを交互におこなうことで腹筋を使う強度が各段にあがります。
それを更に重量の重いスクワットやジャンプ動作の後に腹筋を行うと
腹筋への刺激はとても大きくなりお腹がまんべんなく使われます。
しかし、シットアップ単体では腹直筋だけを刺激し大きな負荷がかからない為に
回数が少ないとそれほどお腹を凹ませる効果はありません。
百回近い回数を何セットも行うことになります、しかし回数が多いと腰を
痛めたりするリスクが大きくなります。
次に呼吸です。
呼吸は先ほども言いましたが呼吸筋はとれも大きな力をもっています。
腹筋動作を行うときに息をとめたり、呼吸が浅いと腹部への刺激も低下します。
その為に呼吸を出来るだけ正しく行うことが肝心になります。
基本は吸って腹部を伸ばし収縮する時に吐きます。
この呼吸を鼻から吸って口から吐き行います。そうすることで腹部のインナーマッスルは
呼吸をどれだけ意識するかで腹部への刺激を変えることが出来ます。
腹部を凹ます最短のルートは呼吸です。呼吸は乱れたりあまり出来たいと
腹部が硬く動かない為になかなか凹みません。腹部をいかに柔軟にするかそれには
呼吸運動を行い、そして全身運動を平行することをお薦めします。
腹部を凹ませたい、引き締めたいとお考えの方気軽にお問い合わせください。
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トレーナー兼コーチ 野島