奈良市のあすか鍼灸整骨院、
パーソナルトレーニングスタジオの
asukaトレーニングクラブのトレーナー兼コーチの
野島竜一です。
マラソンをされている方で、急にマラソンにチャレンジするのは
危険です。マラソンでタイムを狙うことは目標設定を明確にする為にも
いいことだと思います。
しかし、我流で走る危険性と身体を普段動かさなかった方が急に
マラソンを始めるケースは少なくありません。
手軽に行ることから、始められる方も少なくありません。
しかし、マラソンを真剣に行うには競技選手並みのトレーニングや
身体のメンテナンスが必要です。
マラソンブームと同時にマラソンでの怪我も増加しています。
この時期からマラソンを始められる方や今我流で行っておられる方、
きちんと身体の動作を理解して走ることをお薦めします。
今日の投稿は
年末のこの時期に多いぎっくり腰についてです。
ぎっくり腰を予防するには、まず腰を使うことを出来るだけ控えることを
お薦めします。完全に使わないのは無理ですか、動きを腰ではなく股関節を
中心に行うことが腰を痛めないことになります。
大掃除や倉庫の掃除で重たい物をもったりすることがこの時期増えます。
そして何よりも寒いなかで行っています。
腰、お腹の筋肉が硬く、動きにくい状態で腰を急に動かすことは
腰の関節に無理な負担がかかり、いわゆる捻挫を引き起こします。
予防として推奨するのがデットリフトという動作トレーニングです。
腰ではなく股関節とてこの原理を応用しましょう。
デットリフトというメニューは、股関節と背筋を上手くつかい、
てこの原理で重たいものを持ち上げる動作です。
①デットリフト動作
写真①はデットリフトの途中の動作写真です。
腰は全くフラットな状態です。
股関節が曲がり、背中の力も利用して重りを持ちあげています。
この動作では腰を使うことはほとんどしません、使うとすれば、
腰を動かないように安定させておくことです。
デットリフト動作を覚えることで自分の体重と同じくらいの重たい重量物でも
持つことが可能です。しかし、腰を曲げたり反ったりする動作では
基本、自分の体重くらいの重量物を持ち上げることは不可能です。
それはてこの原理にあります。自分の体重が60kgとする場合に
体重を後方にかけて股関節を曲げた状態から伸ばしていくと
重りは持ちあがります。これは自分の体重を後方にもたれた為に手に持っている
重りもひきつられて持ちあがります。この動作を行うことで
重たい重量物の移動、持ち上げも簡単で行えます。
股関節と背筋にはそれほど大きな筋が存在しているのです。
大掃除、倉庫の移動、片付け年末ついつい腰で今までに無いくらい
動いたりしていませんか。これは危険です。腰は重たいものを支える構造に
もともとなっておりません。重たい物を持つには股関節という人間の身体で一番強い
関節を使うことが必要です。
是非デットリフト動作をお薦めします。
腰の痛み、ぎっくり腰をよく起こすなどでお悩みの方、気軽にお問い合わせください。
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0742-22-0120
asukaトレーニングクラブ
トレーナー野島