ジュニア期の腰椎椎体終盤障害からの競技復帰には、背筋と腹腔内圧の強化を。

奈良市のスポーツ障害専門のあすか鍼灸整骨院、

パーソナルトレーニングスタジオの

asukaトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。

 


 

もうすぐサッカーのワールドカップが始まります。

日本は監督の急な交代劇でバタバタしましたが、

是非、全てを払拭するような

プレーを見せてほしいです。

来年はラグビーのワールドカップが日本で行われます。

サッカー、ラグビーともに決勝リーグに進んでほしいです。

 


 

今日の投稿テーマは

ジュニア期の腰椎椎体終盤障害からのリハビリについてです。

 

ジュニア期の腰椎椎体終盤障害は、男子の12歳~18歳くらいに

起きやすい障害。特にハードな練習を行う選手に見られます。

腰椎を捻る、ゴルフ、野球(投手)、サッカー、バレーボール選手に多く

腰椎の椎体にある軟骨終盤に大きな負担がかかり発症します。

 

特に、ジュニア期の成長時期にこの終盤を傷めると椎体そのものに

変性が生じてしまいます。特に成長期を超えて大人になると

軟骨自体が成長軟骨の役割を終えるとほとんど問題がありません。

しかし、この大人になるまでに軟骨が剥離すると腰椎のすべり症や

分離症になることもあるので注意が必要です。

 

この状態を回避するには、腹腔内圧と言われる

腹部のインナーマッスルを強化することと、

背筋を強化することが重要です。

特に回旋系スポーツでは腰部を回旋するイメージが

ありましが、腰部は回旋しません。

回旋するのは、腰部でなく胸椎です。この胸椎を構成しているのが

背筋群です。

また、お腹のインナーマッスルは姿勢を維持する筋であります。

この腹部のインナーマッスルを強化することが

脊柱(腰椎)を保護するようなコルセットのような

役目をします。

腹腔内圧と背筋群を強化することが

重要です。

 

 


 

慢性的な痛みにならない為にも、早期のリハビリが重要です。

 

終盤障害では、慢性的な腰痛に見舞われることが少なくありません。

その後も競技を続けると

腰部に大きな影響から下肢への神経症状が発症すると、

競技をベストな形で行うのは難しくなります。

得意回旋を伴う競技では、腰部に痛みがあると

競技だけでなく日常生活にも大きな影響を及ぼしす。

それが、腰椎の終盤障害の怖さでもあります。

 

ですので診断を受けたら早期に背筋や腹腔内圧を強化し

症状が悪化する前に筋力強化と動作改善が必要です。

早期にリハビリすることでその後の競技のパフォーマンスは

大きく変化します。

 

 


 

回旋は腰椎ではなく、股関節と胸椎で行います。

 

回旋動作は腰椎で行うものではありません。股関節と胸椎です。

特に胸椎で回旋することが野球では投手やバレーボールではアタッカーの

選手に実際の動作をみると腰椎で回旋する選手が少なくありません。

この動作の改善を早期に行うことが、腰痛の痛みを改善することにも

繋がります。

局所的な治療を行うことも必要です。

しかし、本来なぜ痛みが発症した原因なのか。

これを探求することが、根本的な痛みの解消になると思われます。

早期の筋力強化、動作改善をお薦めします。

 


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asukaジュニアトレーニングクラブ

トレーナー野島

0742-22-0120

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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