奈良市のあすか鍼灸整骨院、
asukaトレーニングクラブの
トレーナー兼治療家の野島竜一です。
昨日から雨ですね。
明日も予報では雨模様。
お彼岸も始まり、寒さも終わりですね。
桜の開花ももうすぐですね。
今日の投稿テーマは
有痛性外頚骨におけるリハビリトレーニングです。
3点支持の意識を強く持とう!
有痛性外頚骨とは足の内側の部分下記写真の
指で指しているこあたりにとがった骨があります。
この部分が腫れ上がり、痛みが発症します。
初期の段階では腫れも小さくそれほど目立ちませんが、
重症化すると、非常に腫れ上がりうちくるぶしと同じ
くらいに腫れることもあります。
また、腫れることで靴を履くとすれて更に痛みを感じることに
なります。
競技別では剣道、バスケットボール、サッカー、などに
多く特に剣道、バスケットボールでは非常に多い障害の一つです。
捻挫を繰り返したり、扁平足の選手に多い特徴もあります。
その大きな要因として内側アーチがつぶれ足裏で地面を支える
能力が低下することで発症しやすくなります。
一度大きく腫れるとシューズを履くたびに痛みがあるので
重症化すると一旦、競技を休むことも考える必要があります。
この状態を改善するには、治療も必要ですが、それ以上に
リハビリトレーニングを行う必要性があります。
リハビリとして必要になるのは内側アーチをいかに
強くするかです。この部分が崩れると有痛性外頚骨を根本から
改善することにはなりかねません。その為に3点支持が必要です。
普段の3点支持での動き意識しましょう。
動く際に基本的には、母指球、小指球、踵の3点を
意識して動く必要があります。
特に、剣道やバスケットボールでは
横の動きの際や踏み込む動作の時に、
足の裏の踏む位置が崩れているとその作用は
足首にかかります。それが、足首を正常に保てなくなり
有痛性外頚骨を引き起こします。ですのでその後、腰や膝などを
傷めるケースも多くあります。
上記の左の足首が完全にアライメントが崩れているのがわかります。
競技においてはコンマ何秒の世界で地面を踏みます。
だからこそ考えて行うことは、ほとんど出来ません。
普段の意識やトレーニングでこの状態をしっかりと
練習して身体に染み込ませることが競技でも出来る事に
繋がります。
しっかりと3点支持で内側アーチを維持しながら
動けるように普段の訓練が重要です。
有痛性外頚骨では3点支持を保てるような
仰向け、座位、立位でのトレーニングを順序をもって行うことが
重要です。
その上で動作での練習が必要かと思います。
今まで意識していないことを行うには、
少しづつ感覚を捉える為に3点を意識しやすい体勢から行うことが必要です。
是非、足の裏で地面をまんべんなく捉えるリハビリトレーニングとして
行うことをお薦めします。
有痛性外頚骨でのリハビリ、怪我から治療で
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