奈良市のあすか鍼灸整骨院、
パーソナルトレーニング、リハビリ専門トレーニングの
asukaトレーニングクラブのトレーナー兼治療家の野島竜一です。
トレーナーの職業柄、競技を見るときも、
身体の使い方に目がいきます。
現在は野球のキャンプをみている時には、
投げ方やバッティングの動きに注目しています。
特に投手では肘、肩の使い方や下半身の使い方に。
ボールの速さよりも効率のいい使い方をしている選手は
怪我が少ないです。
子供さんにも是非、速さよりも効率のいい動きを行ってほしいと
思います。
50代からの股関節の痛みは、呼吸を意識した股関節の
筋肉強化です。
股関節の痛みは、50代以降の変形性関節症では
一番多い症状です。
股関節が変形すると膝にも大きな変形を伴います。
特に、股関節の痛みは女性に多いのが特徴です。
骨盤の形が男性とは少し違い、横方向に少し膨らんでいます。
また、筋肉量も男性より少ない為、股関節を保護する筋が
弱くなり股関節が変形して痛みを伴うこうが少なくありません。
しかし、股関節を強化するのに、歩行を行う方も少なくありませんが
まず歩行に伴う正しい動きを修復し、筋力を効率よく
使えることが重要です。
そのカギとなるのが、呼吸です。
呼吸は1日3万回行いこの呼吸を意識して動作を行うことが
股関節の筋肉を効率よく使うことに繋がります。
呼吸でお腹を360度膨らせると力が発揮しやすくなります
股関節を構成している筋肉はたくさんあります。
しかし、この筋をうまくコントロールする必要があります。
それが呼吸筋です。この呼吸筋をいわばコントロールする中心部分
といえます。この中心部分がおろそかになると筋肉にうまく
力を伝えることが出来なくなります。
このコントロールする部分を意識するには呼吸筋を
活性する必要があります。
まず、お腹を膨らせます。それも前だけでなく、後ろ、横
360度全部お腹を膨らませていきます、風船のように。
写真①
写真①はボールを太ももに挟み、呼吸をしています。
このように少し刺激を加えることでお腹を膨らませて
いきます。この寝た状態で行うことが出来れば
今度は座位や立位で練習していきます。
このようにお腹を360度膨ませることが
呼吸筋を活性化して
股関節を効率よく使うことに繋がります。
しっかりと地面を踏んでお腹を膨らませて動かしていきましょう。
お腹を膨らませるには立位では地面をしっかりと
踏むことが重要です。
しっかりと地面を踏むことでお腹に力が入りやすくなります。
地面を踏めないときは何かを握ったりすることも
有効です。
子供の3歳くらいまでは、成人ほどの筋肉が腕にはありません。
ですので幼児は何かをつかまってお腹に力を入れて立ち上がったり
しています。成人でもこれは同じです。
お腹にまず力を入れてから動く習慣をつけましょう。
足で地面を踏む、何かを持つ。
これを習慣的に毎日数分でもいいので意識してほしいです。
股関節の痛みの大きな原因は日常動作にあります。
このお腹で意識することが出来ずに一部分の力のみで
動いていることが要因に挙げられます。
ですのでその習慣を筋肉が覚えているのです。
これを一度リセットする必要があります。
リセットするには毎日習慣的に行うことをお薦めします。
それがいずれ無意識にお腹に力を入れて動くことが出来る
ようになります。
股関節の痛みは、動作不全を修正することで、
ほとんどの方は痛みが改善できます。
本来は出来ていた行動が何らかの原因で出来なくなってしまって
いるだけです。機能的に動かし、
股関節を強化することで痛みから解放されると私は思います。
股関節の痛み、変形でお悩みの方は気軽にお問い合わせください。
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トレーナー野島