肩の腱板損傷からの、競技復帰へのリハビリ方法。肩だけでなく全身を強化。

奈良市のあすか鍼灸整骨院、

asukaトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。


 

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肩の腱板損傷のリハビリには肩だけが問題ではなく

全身の動きを見直しましょう。

 

今日の投稿は

肩の関節は上腕骨と肩甲骨から構成されており

その上腕骨を肩甲骨に引き寄せる筋の総称を

腱板といいます。

 

四つの筋から構成されいわゆる、インナーマッスルと言われる

筋です。この筋は一度損傷すると肩甲骨と上腕骨を安定することが

難しくなり、肩の可動性の低下や痛みにつながります。

 

また、自分で運動強化するにもインナーマッスルにフォーカスをあてる

トレーニングが必要で非常に専門的なメニューが必要になります。

腱板損傷になるのは肩の動きだけでなく、胸椎(胸の関節)や

股関節や様々な身体の動きの姿勢不良から肩に過度のストレスをかけた

ことが原因になることも少なくありません。

 


 

肩を動かすのではなく、安定させる運動を

 

腱板損傷で行うリハビリでは動かすことを

要求されるケースがありますが、

先程も記載しましたが、この腱板は関節を安定させる

時に活動していきます。その為に関節を安定するような

リハビリをまずは最初にお薦めします。

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上記の写真は肩を常に安定した状態で身体を動かす

トレーニングです、この写真では右手にウェイトを持って

いませんが、実際はウェイトをもって行います。

腕と肩の位置をゼロポジションにして、この状態から最終的には

立ちます。

 

このような肩関節を安定した状態で動きくには、胸椎の動き、

股関節の動き、体幹部分全てを使うことになります。

肩の腱板損傷だから肩のみのリハビリをいくら行っても

競技では肩のみを使うだけの競技がはありません。

 

実際には、肩の動きは身体の総合的な動きの一つに過ぎません。

肩を治すには他の関節の動きや強度を見直すことが

重要です。しっかりと身体を効率的に使う動きを

獲得するリハビリをお薦めします。

 


 

肩の動きには姿勢も大きく影響します。

 

姿勢が悪くなると、肩関節は前方に移行します。

この状態で腕をあげることが肩甲骨と上腕骨がうまく動かない

原因になり、この肩甲骨と上腕骨の間に腱板が挟まれて痛みや

動きを阻害します。

 

姿勢を矯正することは、腱板損傷には非常に必要です。

普段の姿勢で横から見たときに肩の中心が、耳より前方に

ある場合腱板を傷めやすい原因になりかねません。

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上記の写真ように肩の中心が耳とおよそ一直線上にあるのが理想です。

姿勢を普段から意識することも肩の腱板を安定することに繋がります。

腱板損傷になると肩は不安定になり

競技や日常生活でも大きな影響をもたらします。

しっかりとリハビリをして競技復帰しましょう。

肩は本来股関節等と違い強い関節ではありません。常に腕をぶら下げて

それを地面につくことが無いため、不安定になっています。

肩を傷めると長引くのは、常時不安定な状態だからともいえます。

しっかりリハビリを行わないと年齢を重ねても肩の拘縮で

動きが更に制限されかねません。

 

にちなみ私も右の肩の腱板損傷になり

リハビリをしっかりして今はどのような動きにも対応できる

ようになっています。

是非、早期のリハビリをお薦めします。

 

 


 

肩の腱板損傷でお悩みの方、気軽にお問い合わせください。

asuka-sports.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

0742-22-0120

asukaトレーニングクラブ

トレーナー野島

 

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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