ジュニア競技におけるジャンプ力を向上するのは、柔軟力ある股関節が必要です!

奈良市のあすか鍼灸整骨院、

asukaトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。

 


 

今週は気温も少し向上するようです。

まだまだ体感温度は寒いですが、

1日少しでも日光を浴びることを

お薦めします。外の空気を吸って

歩くことは自分のストレス解消や

身体を強くする要因にもなりますよ!

 


 

今日の投稿テーマは

ジュニア期の競技におけるジャンプ力を向上することについてです。

 

ジャンプ力の向上には股関節の柔軟性から

 

ジャンプ動作でもっとも重要な一つは

股関節の曲げる、伸ばすという動作です。

しかし、競技を行っている選手でも

この股関節ではなく、膝の曲げ伸ばしでジャンプを

する子供さんが少なくありません。

 

この動きを行っている限りジャンプ力を向上する

ことは難しく、また怪我特に膝を傷めることに

繋がります。膝にはそれほど大きな力を生み出す

ことは不可能なのです。

ジャンプ力を支えている要素として

股関節の強さと可動範囲、アキレス腱の強さ、

体幹力の安定があります。

特に今日はこの中で股関節の可動範囲について

お話致します。

ジャンプをする際には股関節を大きく曲げる必要が

あります。

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この3枚のすべての写真では踏み出す時や走るとき、動く瞬間に

股関節がまず曲がっています。

これは力を生み出すためには力をいったん貯める必要があります。

その貯める=股関節を曲げる という動きになります。

しかし、この曲がりが浅いと当然貯まる力も弱くなるのです。

結果大きな力を生み出すことは出来ません。

その為にも力を生む出すための”タメ”が必要になります。

このタメを可能にするのが関節の可動する範囲となります。

 


 

股関節を曲げる意識を普段から

 

競技をおこなう上で股関節を曲げることは

力をためることです。

昔はよく競技の時に”腰を落とす”という表現で行っていましたが、

これは腰ではなく、股関節を曲げるという意味なのです。

この股関節を曲げる動作簡単そうですが、

普段膝を中心に曲げ伸ばししている子供さんには

最初はなかなか難しい動きになります。

 

ですので、普段の日常から変化することが重要です。

普段、椅子から立つ、トイレから立つ、ソファーから

立つこの動きをすべて股関節中心でおこなってみてください。

毎日の習慣はいずれ自分の身体が記憶することになります。

この習慣がいずれ競技でも活きてくるのです。

 

毎日股関節を曲げ伸ばしすることで可動範囲は

少しづつ変化します。

この変化こそがジャンプをする際に繋がるのです。

競技の時だけ、こういう動作を行い普段は膝を中心に行う

ようなことは基本難しいです。

人間は習慣を状況によってすぐに変化することは

簡単ではありません。

毎日の習慣として股関節をしっかりと曲げ伸ばす

練習をしましょう。

それがジャンプ力を高める早道の第1歩だと思います。

 


 

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この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。