ジュニアスポーツの怪我を予防する踵周辺の痛みについて。

あすか鍼灸整骨院、asukaトレーニングクラブのトレーナー兼

治療家の野島竜一です。


今週は奈良県も1週間☔模様です。

毎日雨だと外にでることが出来ないので、

日課の散歩がご無沙汰になっています。


今日の投稿テーマは

ジュニア期における踵の痛みについてです。

下腿部の過度な底屈や立位姿勢に問題があります。

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踵周辺にはアキレス腱や踵骨、距骨、

過剰骨といわれる三角骨の障害です。

これらが踵周辺の痛みに関与します。


子供さんの踵周辺の痛みは特に何かで

強打したり踏まれたりといった、外的要因

でないならほとんどが足首の使い方に

問題があります。アキレス腱炎や踵の

三角骨と言われる過剰骨は足首の関節

がしっかりと背屈できていない状況下で

おこります。また、アキレス腱炎は立った

ときの姿勢が小指側に偏っていたり

することでアンバランスな状況になります

このような姿勢や使い方に痛みの原因が

あるのです。


痛みを軽減するには動きをかえましょう!

先程も記載しましたが動作が非常に

重要です。競技や日常生活で一番改善できる

部分は足関節の背屈といわれる動作です。

この動作ができないと足関節は常に踵にストレスを

感じることになります。

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↑のように踵がアキレス腱にちかづいている状態を

底屈といいいます。

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↑このように足の指つま先が上をむいて下腿部に

近づくのを背屈といいます。

この背屈動作はアキレス腱をしっかりと伸張することに

なります。また踵周辺にある三角骨などもこの状態だと

ストレスをうけることが少なくなります。

競技でのとまる行為や歩行時の時には

ある一定のスピードを維持することや急に

スピードを減速する必要があります。

その為にはつま先をしっかりとあげる動作も

必要になってきます。

しゃがむときも現代の生活習慣で踵が地面につかない

子供さんも少なくありません。

これではアキレス腱や踵周辺に大きなストレスが

かかり障害のもとになります。

しっかりと踵を地面に着ける動きを覚えましょう。

またつま先をしっかりと歩行時に空中であげる

ことで地面を踏む位置が安定します。


踵周辺の痛みは動きを変化することで

ほとんど痛みはなくなります。

最近ではドッジボールやサッカーなどで踵に痛みが

ある子供さんが来られましたが皆動きを変えることで

痛みはなくなり元気に競技に望んでいます。

踵周辺の痛みなどでお悩みの親御さま、気軽に

お問い合わせください。


asuka-sports.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

0742-22-0120

asukaジュニアトレーニングクラブ 野島まで

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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