競技でのアキレス腱炎への予防と対策、膝の位置を意識しましょう!

奈良市のあすか鍼灸整骨院、

asukaトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。

 


 

今日は春分の日です。

あいにくの雨ですが、

桜もあちらこちらで咲いています。

奈良市では鴻ノ池運動公園、佐保川沿いが有名ですね。

今年は少し咲くのが早いみたいです。

散歩がてらに見るのもいいかもしれませんね。

 


 

今日の投稿テーマは

アキレス腱炎の予防と対策です。

アキレス腱炎とはアキレス腱周辺の筋や腱が

不自然な方向での動きを繰り返すことでおきます。

 

特にアキレス腱炎は腓腹筋への大きなストレスが

原因と言われていますが、単にストレスで起こるなら

競技している選手は全員がなることになります。

しかしながらならない選手となる選手の大きな違いは

アキレス腱への過度な負担ではなく膝の向きが大きな

要因となります。膝が大きく内方に向けばその分腓腹筋への

ストレスは増加します。この膝の向きがアキレス腱炎を

引き起こす原因といえます。踵から強く踏み込むことも

原因としてあります、これは踵を強く意識することでアキレス腱を

強くけん引することになるからです。

ですので、膝の向き修正することが必要になります。

 


 

地面を踏むときに膝を少し後方に引く感覚を

 

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写真①            写真②

 

上記の写真①では踏み込んで着地の際の右膝の下腿部と足首の角度が

90度くらいになっています。この状態から地面を押すことで

出来るだけ膝周辺ではなく股関節で地面を踏んでいる感覚に

なります。この状態で地面をとらえることで腓腹筋への負担を

軽減することになります。地面を捉える特に、スピードを止める

時にアキレス腱には大きな負荷がかかります。膝の位置が大きく

前方に移動したり、左右に移動することで痛みを誘発することに

なります。

それを回避するには、膝を少し後方に引く感覚が必要です。

膝の裏にも腓腹筋はあり、膝の動きによって腓腹筋に

負荷が過度にかかることになります。

 


 

アキレス腱炎を予防するには膝の位置を地面を

押しやすい場所に誘導することが重要です。

普段の日常生活でも膝の位置を意識することが

重要です。競技では動きを頭でイメージして動かすことは

時間的な観点からも不可能に近く、日常生活やトレーニングで

出来るだけ静止した状態や運動スピードを遅くして行い

反復して行い、徐々にスピードをあげていくことが重要だと思います。

それが結果的に競技で意識せずに行えるように

なると私は思います。

 


 

アキレス腱炎や腓腹筋の肉離れでお悩みの

方、気軽にお問い合わせください。

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asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

0742-22-0120

asukaトレーニングクラブ

トレーナー野島

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。