奈良市 ジュニアアスリート専門ジム/ 子供の体幹の不安定、猫背気味を改善するトレーニング方法、足裏と胸椎を鍛えよう!!

奈良市のジュニアアスリート専門ジムのasukaトレーニングクラブ。

当クラブではジュニアアスリート、ジュニア期のお子さまのトレーニングを専門でおこなっております。

ジュニア期では様々な要望があり、現在特に多いのがお子様の姿勢、体幹の不安定です。

これらは、競技を行う上で、一番の問題は怪我です。

では何故姿勢や体幹の不安性が怪我につながるのか。

競技は日常生活とは全く異なる動作を行うことが多い。

特に、小学生高学年からはレベルもあがりチームやコーチから求められるスキルもあがります。

しかし、普段の生活で姿勢が崩れ、体幹が安定していない場合、競技においては

その応用編にあたるため、なかなかレベルの高いスキルを習得していくのは難しくなります。

また、無理に高度なスキルを行う場合、基礎的な姿勢、体幹が不安定では怪我を誘発する危険性が多いにあります。

 

最近は、生活環境も以前とはことなり、なかなか外で遊ぶ場所が少なくなり、

又危険な行為も出来ない状況です。

木登り、うんてい、ジャングルジム、ブランコ、川遊びなどなかなか現実的には

ほとんどの子供が遊びから様々な動作を覚える遊びが出来ない環境になっております。

その為不安定な場所で遊ぶことがなく舗装された場所や何かをのぼるなどの

ことが無いため、どうしても体幹の安定性が全体的に低下している傾向があります。

また、姿勢もスマホ、ゲームの普及で頭をさげている時間がながくなりどうしても

姿勢が崩れるような形になります。しかし、このような状態で競技を行うことで

どうしても姿勢が安定出来ない場合が多くなっています。

 

では、どのようにすれば姿勢を安定させ、体幹を安定することができるのか。

これは競技中だけ行うのではなく普段の生活でもとりいれることが必要です。

ジュニア期に今後中学、高校、大学と競技を継続したい、もっと競技レベルを向上したい場合、

普段の生活がとても重要です。

 

現在サッカーラグビーバスケットボール野球など多くのトップで活躍している選手が

日常生活でどのように姿勢などを意識しているか? トップアスリートになればなるほど

普段の生活から様々なことを心掛けているのです。

これは、普段の生活で行う時間で姿勢が崩れていると競技中に安定させることは

長時間は出来ないのです。姿勢、体幹をコントロールするのはあくまでもアウターの筋肉ではなく

インナーマッスルと呼ばれる身体の深部にある筋、呼吸筋や深部深層筋などが姿勢に関与しております。

 

その為普段の生活で意識しないと競技の中で速く動き、瞬時に判断をする競技では深部の筋を

コントロール時間が長くはもちません。持久性にかけることになるのです。

これは普段の生活から意識することが大切になるのです。

といっても小学生や中学生に1日中姿勢を意識するのは容易ではありません。

1日10分でいいのです。それを毎日行う。それが出来ることで10分を15分、20分、30分と徐々に伸ばしていことが

理想です。

1日最終的には30分意識出来れば、これが意識から無意識に変化します。

それが競技での姿勢をコントロール機能を活性させるのです。

小学生中学生の頃に覚えた姿勢コントロール機能はその後の高校、大学でも大きく影響します。

小学生~中学生はゴールデンエイジと呼ばれ一番身体の環境を整える、運動能力を覚える時期なのです。

呼吸や姿勢も運動です。ここで覚えたことがその後の成長に大きく影響します。

 

では実際にどのようなことを実践するのか。

まずは

①足裏

②胸椎

この2つを意識しましょう。

図1足裏の意識

図1では足裏の地面を捉える部分です。

母指球、小指球、踵。この3点で本来は地面を捉えます。

この意識を行わないと地面から力を貰って姿勢をコントロールことが出来ません。

足裏が唯一地面と接している部分です。

この3点でしっかり地面を捉えることで地面反力という力をもらうことが出来ます。

これが体幹を大きく刺激することになるのです。

世界のトップアスリートでは足裏の意識を高めるために裸足で走る、裸足でトレーニングする

選手が沢山おられます。

これは足裏の感覚を研ぎすますことで、より体幹への刺激が高まり体幹の安定につながることが

多いためです。

①足裏を意識した片足トレーニング

写真①では足裏3点を意識したトレーニングです。このトレーニングでは片足で身体を支えますが

骨盤の位置が左右フラットになることを意識します。片足で支える為より3点支持の意識が高まると

思われます。

 

次に胸椎部分、

写真①

写真①ではチューブを腕で支えているトレーニング。

このチューブを支えているのは胸椎なのです。

胸椎は12個の椎体から構成されており正しい位置で胸椎を伸展することで

大きな力を発揮することが出来ます、また胸椎を伸展するには多裂筋と呼ばれる

背筋の深層筋が活性することが条件になります。その為胸椎を伸展するトレーニングを

行うことで多裂筋への刺激を高め姿勢をコントロール機能を強化することが出来るのです。

 

小学生ではチューブではなくタオルや軽い棒のようなもので写真①と同じようなトレーニングを行ないます。

このように足裏、胸椎を意識したトレーニングを1日10分行う、これだけで姿勢や体幹は変わります。

是非、姿勢の改善、体幹強化を小学生、中学生からお薦めします。競技力が変わりますよ!!

コーチ兼トレーナー野島

asukaジュニアトレーニングクラブ

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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