お子様の歩行異常や競技になかな適応出来ない事は、運動機能を向上させることで改善できます。

奈良市のあすか鍼灸整骨院、

リハビリ専門トレーニング、ジュニアの体幹トレーニング専門の

asukaジュニアトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。

 


 

明日はならマラソンのエントリーですね。

明日からマラソン特集のブログをお届けします。

長年、陸上のトレーナーをしていることで多くの

ランナーを見させていただきました。

その中でのケガや競技レベル向上についてお話したいと思います。

 

 


 

今日の投稿は

お子様の歩行障害、左右に大きく揺れているなどの症状について

 

幼稚園~小学生にかけての歩行での違和感、競技をさせるとなかなか競技に

適応できないなどのご相談が多く寄せられます。

子供さん自身ではわかりませんが、親御様が気づいてご連絡頂くことが

多数あります。歩行や競技での適応に関しましては、本来の運動を正しく理解することが

競技への適応や歩行の障害を無くすことになります。

 

この問題は現在、私たちの業界でも非常に問題になって取り上げられています。

この原因の一つに運動機能を向上させる機会がなくそのまま成長して競技や日常の生活を

行うことが歩行障害などに現れることがわかっています。

 

例えば、運動と競技は違います。運動とは、人間として生活に必要な動作の事にあたります。

これは、多少昔と現在で環境が変化していますが、ほとんど同じ動きです。

例えば、立つ→座る、 物をもって動かす、物をなげる、つかまって昇る、物をもって立つ、

ハイハイ動作(ベア運動ともいいます)、手を地面について立つ(四つん這い立ち)などの

動作は人間は生活する上で全て必要な動作です。これらの動作は私たちのDNAに組み込まれています。

そして競技や歩行などは、この一連の動作の応用編ともいえるのです。

歩行は特に移動手段として有効な運動です。しかし、この歩行を行う過程が必要になります。

例えば歩行を例にしますと、腕と足を上手く連動出来ないのはハイハイ動作も正しく出来ないという

結果があります。

 

このように、もともと歩行は四つん這いで移動していただけに、いきなり人間は歩行を出来る

訳ではなかったのです。ハイハイ、四つん這いでの移動、そして二足歩行にと変化しております。

この過程では二足歩行で移動するには脊柱を自身の骨盤の上に全て立てることになる為、

お腹のインナーマッスルで脊柱を支えてくれないと、脊柱が左右にゆれて動くことになり、

腰椎の障害や股関節の障害を招くことになりかねません。

しかし、安心してください。運動機能は身体の中に組み込まれている為に、再教育して

思い出すことが出来るのです。

 


 

運動機能を呼び戻し、競技や歩行などに適応していきましょう。

 

では、この運動機能を呼び戻すには、本当に初歩的な運動をひとづつ行うことが

重要です。例えば、上向きで足と手を上に挙げて四つん這いの逆姿勢をとります。

よく赤ちゃんが行う姿勢ですね。この状態で左右に自身で揺れる動作を行います。

この時に手足が地面についてもいいので行いましょう。

次に、上向きで先ほどの姿勢から寝返りをしてみましょう。そこから四つん這いに。

そしてハイハイ動作を行いましょう。

この一連の動作で注意することとしまして手を着く時に、きちんと手の平全部で

地面を捉えているかが問題です。指が曲がったりしているときちんとお腹に力を

入れることが出来ずにハイハイを上手く出来ないことになります。

このような動作を順序を追って行います。

最終的には、歩行や走る所まで行くのですが、この順序を追っていけば多少時間がかかっても

皆さん出来るようになっていきます。

これが運動動作を身体の中で覚えることで競技を行う時に対応を可能にします。

競技や歩行動作は動作の応用編になります。

応用を出来るようになるには、運動を行ることが鍵になります。

ですので、うちの子の歩き方がおかしい、なかなか競技に適応できないから無理に競技の

練習日数を増加させても、なかなか結果に結びつきにくい現状があります。

運動動作を覚えることで、子供はそれを自分で応用して競技へ対応していきます。

是非、運動動作を覚えて競技や歩行に活かしていきましょう。

 


 

競技への対応や歩行がおかしいなどでお悩みの親御様、気軽にお問い合わせください。

asuka-sports.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

0742-22-0120

asukaジュニアトレーニングクラブ

トレーナー野島

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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