奈良市のジュニアトレーニングジム/足裏の使い方で競技の動きが変わる、母指球、小指球を!

奈良市のジュニアトレーニングジムのasukaジュニアアカデミーです。

今日は足裏の使い方についていかに競技力が向上するか。

足裏は基本母指球、小指球、踵の3点で指示されて立っています。

しかし、この3点支持が小学生ではほとんどのお子様が出来ない状態です。

 

これには色々な環境の問題があります。お子様というよりも環境がそうさせているとも言えます。

①靴での生活がながい、スリッパ等も含めて

②地面が硬い所での運動が多い

③幼いころから靴下の生活になっている

 

この3つが大きく関与しています。

足裏は本来は感覚のセンサーの役目をしているのです。その為センサーをかばうような

靴や靴下をはくことでセンサーの役目をほとんど機能低下することになるのです。

その為、地面をどの部分で支えて、押しているかがわかりにくくなります。

ですので出来れば自宅では裸足での生活をお薦めします。

 

私も基本自宅では裸足の生活です。

職場でも休憩中は裸足をこことがけています。

図1 足裏の3点支持

足裏は3点での支持で支えています。

図1の3点部分になります。

図2 地面を押す感覚

本来は地面をさせている足裏は図2のように足裏の真ん中部分が少し浮いている形に

なります。しかし図2の向かって右のように足裏がつぶれて足裏全体がくっついているような

感じになるケースがとても多いのです。

 

このような足の裏ですが本来は、図2の向かって左のように足裏の真ん中にアーチが必要です。

アーチがあることで地面からの衝撃を吸収しまた、地面からの反発をもらえる

足裏にあるスプリング靭帯と言われる部分を活性することができるのです。

 

①足裏のトレーニング

写真①では裸足で地面を片足でとらえるトレーニングです。

片足で地面を捉えながら股関節を曲げています。

このように片足で地面を支えるトレーニングは競技では不可欠です。

基本走る時や方向転換では片足に体重がかかるケースがほとんどです。その為

どの部分で地面を支えるかの感覚を鍛えることはとても重要です。

 

次に

②片足小指球トレーニング

写真②では片足でそれも小指球側で地面を支えるトレーニングです。この

トレーニングを行うことで不安定な要素でも地面をしっかりと足裏でとらえることが

出来ます。このトレーニングでは片足それも小指側だけで地面を支えながら

股関節を曲げ伸ばししていきます。

 

この場合で写真では靴を履いていますが裸足で行うことでさらに感覚が研ぎ澄まされます。

走る、方向転換、ジャンプ、投げる、打つなどの動作を全て基本下半身で地面をまずは

支えています。しかし、この支えている基本となる部分が安定しないと走るときにどの部分で

自分が地面を支えているかがわからなくなります。

 

競技スポーツ競技力をあげる為にはランスキル、方向転換スキルなどは今後更に

重要になります。しかし、基礎的な部分の足裏はさらに重要になります。

是非、足裏を鍛えて競技力向上につなげましょう。

 

トレーナー兼コーチ 野島

asuka-junior.com

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asukaジュニアトレーニングクラブ

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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