奈良市 パーソナルトレーニングジムのasukaトレーニングクラブ。
今日はダイエット、筋力アップの為に必要な多関節運動でのトレーニングについて。
ダイエットや筋力アップには当然、レジスタンストレーニングと言われる
負荷をかけるトレーニングが不可欠です。
しかし負荷をかけるだけでは、筋トレの効果をダイエットに表すのは難しいのです。
負荷をかける関節に問題があります。
関節は骨と骨を結んでいる部分。この関節が正しく作動することで
より負荷をかけてのトレーニング効果をあげることになります。
①ピラティスリフォーマーでのトレーニング
写真①ではピラティスリフォーマーでのトレーニング風景です。膝立ちでフットバーをもっていますが
ここから股関節伸展、肩関節の屈曲をおこないます。
このときに使われるのは
膝、股関節、肩関節、といった3つの関節を動かすことになります。
ここで行われるのは股関節、膝関節の伸展と屈曲、肩関節の伸展と屈曲になります。
関節を沢山正しい可動域で使うことでより多くの筋肉を作動させることになります。
また、関節が多く使うことでより大きなエネルギー消費になるのです。
筋トレでは単関節運動を多く行うよりもむしろ、多くの関節を使うトレーニングの方が
より大きなエネルギー量を使用することになります。
①上 フロントスクワット②下 ショルダープレス
写真①②ではスクワットで②はショルダープレスの写真です。
このトレーニングは本来は下半身のスクワットと上半身の肩、背中をメインにした
ショルダープレスになります。
しかし、ここで両方のトレーニングを合体させます。
スクワットをしてそのまま、バーベルを写真②のようにあげることで
スラスターというメニューに変化します。
この場合、下半身と上半身を同時に行うだけでなく、
多くの関節を使う為に、全身の筋肉に刺激を与えるトレーニングになります。
①上はボックスジャンプ ②はバービー
写真①ではただボックスに向ってジャンプを行います。
この時は関節は股関節、膝、足首。
しかし、ここに②のバビーと言われるメニューを合体します。
一度しゃがんで腕立てをします。
そこからデッドリフトで立ちあがりボックスをジャンプします。
このようにここでは肘、肩、胸椎などの上半身の関節を同時に使うことになります。
バビーは10回を3セット行うだけで、かなりのエネルギー消費になります。
このようにトレーニングで多くの関節を使うことで、より強度の高いトレーニングを
短時間で行うことが出来ます。
トレーニングを行う方の平均的な時間は約60分程度です。
これ以上行うとよほど集中力が続かないとトレーニングのパフォーマンスが
下がります。その為時間を有意義に使ってダイエット、筋トレを行うには
出来るだけ効率よくトレーニングを行う必要があります。
週1回、2回でダイエットや筋力向上は可能です。
しかし、トレーニングを行うなら効率よく関節により多くの負荷がかかる
トレーニングを行うことをお薦めします。
トレーナー兼コーチ野島