奈良市ジュニアアスリート専門ジムのasukaトレーニングクラブです。
トレーニングでは継続することがとても重要になります。
継続することで、自分の身体のことをどんどん理解することが出来ます。
自分の身体は自分が一番理解をしてあげましょう。
そうすることで、関節などの痛みもある程度コントロールすることが出来ますよ。
今日は運動会シーズンがそろそろ迎えます。
特に徒競走の50m走、80m走についての走り方についてのトレーニング方法です。
あなたもこれでタイムが少し速くなると思います。
まず50m走を走りきるには平均小学生4~6年生では7秒代~9秒台です。
その為9秒間は頑張って全力で走ることになります。
その間呼吸はほとんど行いません。50m走はほとんどが無酸素運動になります。
その為、むだな体力を使うと50mは結構きつくなります。
まず
①スタートの姿勢 踵はつかない
②スタートしたら10mくらいは顔をあげない
⓷スタートしたら膝をどんどん前に進める
④走るとき腕をクロールのようにしっかり動かす
この4つがコツになります。
①スタートの姿勢
スタートの時、姿勢はあまり低すぎると脚が前に出ない為
斜め45度くらいが理想です。写真①が限界くらいです。この時かならず
後方、前方の足先は進行方向に向けます。斜めに向いたりしません。
また踵が地面にはつけません。特に後方の脚の踵は出来るだけ高くあげて
前方の足に体重をのせましょう。
次に走り出す時に膝を出来るだけ前に動かしていきます。
②膝の動き
膝が前に出ることでより高い位置で脚を入れ替えることが出来ます。
膝が前に出ないお子様は脚をかいている状態で走るため、速度があがりません。
速く走るルールとしてまず
1,地面を進行方向の反対側を押すことが必要になります。
その為、膝の動きがとても大切になります。
⓷走りだすときの頭の位置
スタートから最低でも5mは頭をあげないで走りましょう。頭が早くあがると
前方に体重をのせることが出来ないだめ、どうしても身体が浮いた状態になり前脚に体重をのせることが
出来ません。出来るだけ頭は下げた状態で走ります。
速く走るルール
2,頭をあげないでスタートをする
最後に腕のスイングです。写真③でもわかりますが腕は前よりも後方に大きく上方にあがっています。
これは前に体重をのせるには身体のバランスを保つことが必要になります。その為後方に腕があることでより
前傾姿勢を維持したまま進むことになるのです。
50m~80mの距離ではスタートダッシュが鍵になります。
スタートで速く動けることで心理的にも楽になります。
どうしても子供は遅れてスタートすると焦ってより力がはいり足が空回りすることになりえます。
速く走るルール
3,腕は後方を大きくする、クロールのように動かす!!
その為スタートで出来るだけいい位置で動けることがその後自分のペースで走ることにもつながります。
是非、この運動会で50m走一番になれるようにトレーニングしてみてはいかがでしょうか。
トレーナー兼コーチ野島