ジュニアトレーニング、速く走ろう。股関節を使うことで足の回転をあげよう!

ジュニアトレーニング、速く走ろう

今日は股関節を使うことで足の回転速度をあげる為のトレーニングについて。

今日は足が速くなるシリーズ第3回目です。

足の回転速度があがることで、自然にスピードがあがります。

 

では、なぜ股関節を使うことで足の速さが変化するのか。

これは小学生では多いのですが、膝を曲げて走ることが。

しかし、膝を曲げて走ると足は大きく後方に流れます。これでは脚を前方で回転することは出来ません。

例えば、自転車はどうでしょうか。

①自転車での脚の動き

自転車で速くこぐには、脚を自分の股関節の前で回旋させています。

このように、脚は自分の股関節の前で回転していきます。

これが走る時も同じ動作が必要になります。

そして自転車で例えるなら、ペダルをしっかりと押して股関節を伸ばそうとします。

これは走る時でも同じことが言えるのです。

 

走る時も股関節で地面を押して股関節を伸ばそうとする力が必要です。これが

足の回転速度をあげることに繋がるのです。

②③ ブルガリアンスクワットトレーニング

では走る時に出来るトレーニングをいくつかご紹介していきたいと思います。

まず走る時は両足が地面につくことはありません。基本片足で地面を押しているのです。

しかし、これを理解して頂く為にも、小学生でも片足で”地面を押す”感覚が必要です。

 

この地面を押すというイメージがあって初めて脚の回転速度をあげることになるのです。

地面を押すには、この片足でのトレーニングは有効です。それも家なら裸足で行うことで

足裏で地面をとらえることが可能になります。

 

④⑤ ヒップロックトレーニング

地面を押す感覚と同じくらい重要になるのが地面から浮いている股関節のイメージです。

地面から浮いている方の股関節をどれだけ挙げる意識があるか。

これが次に大切です。基本地面から足があがった瞬間から片足で地面を支えていることになるのです。

しかし、この時に浮いている脚の股関節を地面についていないので、落ちてきます。これは物理的に

身体が倒れるのでどうしても軸脚に体重が全てかかってきます。

この状態では、骨盤が横に移動する為どうしても身体がぶれる範囲が大きくなります。

これでは脚の回転も遅くなり、速く走ることは不可能になります。

 

写真④⑤では脚を挙げる瞬間に浮いている股関節を出来るだけ上半身に使うことが出来れば

足は必然的にあがるのです。

これは股関節をあげようと最初から予測して動くことで股関節を空中で止めることが出来ます。

このトレーニングを行うことで浮いている足が地面に着くまで自分の身体の姿勢を正しく維持して

動くことが出来ます。

 

是非、股関節を正しく使うトレーニングで速く走ってみませんか。

ジュニア競技のあらゆる走る動作のトレーニングをおこなっております。

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トレーナー兼コーチ 野島

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。