奈良市 パーソナルトレーニングジムのasukaトレーニングクラブ。
今日は健康的な身体をつくる為のトレーニングについて。
健康的であることは、とても幸せなことです。年齢を重ねるとどうしても運動不足、筋力低下、脂肪増加が
避けては通れなくなります。
これは年々基礎代謝が減少している為に、20代の頃と同じ動きをしても消費するカロリーが少なく、
食べる量が同じであると体重を増加し、体脂肪も増加していきます。
また運動もジョギングやウォーキングを行うことが多いのですが、なかなかウオーキングも正しい歩行方法を
身につけないと逆に膝、腰を痛めることになります。
これは運動動作の基本的な部分が間違っていると効果が出なくなるのです。
先日も60代、70代の方とウォーキングの練習をしましたが、前に倒れるような歩行で膝への負担が大きいのが
わかりました。また、膝の負担が大きくなると体幹の安定性も欠ける為に腰、股関節の痛みにも繋がることが
少なくありません。
このようなことを解消するには、身体の使い方をしっかりと学習して頂くことがとても有効になります。
例えば、椅子から立つ時、階段をのぼるときに、本来は地面を押すという動作が必要です。
この押すという感覚を筋トレで習得して頂くと立つ、階段をのぼる動作などの普段の生活にも大きく影響します。
①地面を押すトレーニング
写真①のように地面を押して上方にあがる運動がこのスクワットになります。
このスクワットを自分の体重くらいをあげれるようになると、普段の生活でのパフォーマンスレベルが
向上していきます。
②歩行などの動作に近いトレーニング
②ではランジと言われる動作で左右の脚の位置が前後しています。
この動作を正しく行うことで、歩行などの脚が前後になる動作をよりスムーズに動くことが出来ます。
ランジでは前脚でブレーキを後方の脚でスタートを行う意図がある為に
ランジが出来ることで歩行速度が大きく変化します。
⓷重りを引きながら地面を押すトレーニング
写真③では地面を足裏で押して荷物を引き上げるというデッドリフトと言われる
トレーニング。このトレーニングでは引く(上半身)と押す(下半身)の連動動作になって
います。このようなトレーニングを行なうことで地面からの荷物などを普段持ち上げることにつながります。
トレーニングは基本、単関節運動ではなく、複合的な関節での運動がほとんどです。
その為、トレーニングでもできるだけ普段の生活に近い動作を覚えることで
より生活のパフォーマンスが向上しエネルギー消費量をあげることになります。
健康な身体をつくるには、日常生活にも密着した動作を覚えてほしいです。
筋トレなど、まったく日常的でない動作は結局覚えても使う頻度が少ないと
あまり筋トレの効果としては、薄れます。
しかし、日常的に使う動作を覚える、重量をもつことができることでより普段の生活でも活きてくるので
大きなエネルギーを消費できるようになります。
また腰、膝などを痛める頻度も減るために健康的であるといえます。
健康的な身体は関節などの痛みがなく、でも今まで以上に歩行速度ががあったり
日常生活のクォリティーが落ちないことがとても大切になります。
是非、健康的な身体づくりを正しい筋トレ運動でつくりあげましょう!!
コーチ兼トレーナー野島