奈良市ジュニアアスリート専門ジムのasukaトレーニングクラブです。
最近は週3~4回トレーニングを行ないますが、自分で。
ワットバイクに少しはまっています。
①ワットバイク
特にクライムというメニューがあるのですが、ひたすら坂道をのぼります。
これが、なかなかハードというか、きつい。
時間的には1,8kmですので20分程度なのですが、全身の運動動作と左右の体重を
しっかりとバイクに載せないとペダルが回転しません。しかし、このトレーニングを行なうことで
IAPを使い股関節からしっかりペダルを踏むトレーニングが出来ています。
とても股関節の回転がスムーズになります、走るときに。
でもかなりきついです。体験してみたい方は是非、お問い合わせください。
股関節の回転動作がとてもスムースに動きます。
様々な競技の方にお薦めです。
今日はサッカーの切り返し動作についてです。
競技スポーツへの動作トレーニングはプロではほとんどの選手がなんらかの
トレーニングをおこなっているのが現実です。
ジュニア世代では更にその重要性を感じます。ジュニア世代においての動作トレーニングの必要性として
動作を正しくジュニア期特に小学生高学年~は怪我のリスクが高くなります。この大きな原因は
コンタクトにあります、特にサッカー、バスケットボール、ラグビーでは高学年になるとコンタクトがある
ことも少なくありません。
また、スピードも低学年とは違ってくるために、大きな怪我をおこす要因にもなりかねません。
しかしサッカーのスキルをいくら向上しても海外サッカーなどをみてもわかりますように、
フィジカルの能力やコンタクトに強い体幹が無いと海外で活躍することの難しさがあります。
これらはサッカーの練習だけでは補えないものもあるのが現実です。
その為、ジュニア期から身体の使い方や強い体幹を作ることは、中学生、高校生になる頃に
とても有意義なことになります。その時間を惜しまないことが今後ジュニア期のサッカーには
とても必要な要因になります。
特に切り返しと言われる動作、ドリブル、ターンオーバーなどの動作では、速くその動作を行なえいと
サッカーではなかなかチームプレーについていきにくくなります。
しかし、この切り返し動作やドリブルでの動きは身体の使い方を知ることでほとんど解決出来ます。
ただ動作のルールがありそのルールと違う動作を行うと現実にはあまりレベル向上を行うことにとても時間がかかります。
これは動作のルールがある程度決まっており、そのルールを体得することで、動き自体がスムーズになります。
では、どのようにすれば速く切り返し動作が速く出来るようになるのか。
まず、体幹の意識と股関節の運動の法則を覚えることが大切になります。
①体幹の軸、重心位置が変化すると動き自体もとても遅くなります。
これは軸、重心位置が安定してこそ、安定的に速く動く為のコントロール機能部分になります。
その為、この機能が低下することはいくら速く動こうとしても身体が反応しなくなります。
体幹の軸、重心位置について、まず軸に関しましては自分の脊椎部分を基本中心に動きます。
その為、軸が左右、前後に大きくぶれるとその分脚や腕の動作に影響することになります。
①軸の回旋トレーニング ②軸の回旋トレーニング
写真①②では右、左方向に身体の向きを変える切り返し動作トレーニング。
自分の骨盤位置が左右に大きく傾くと現実的には動きが安定しません。その為自分の重心位置を常に
高い位置に保つ意識が必要になります。股関節や身体が前傾しても重心位置までも
低い位置にもっていくと下肢への負担が大きくなり逆に上半身の胸椎などが曲がり
地面に身体が吸収されることになります。
これでは速く切り返すことが出来なくなるのです。
その為、身体の重心位置を高い位置への意識のまま①②の動作を最初はスローの動作でもいいので
行ないましょう。このときに身体の特に骨盤位置が左右に倒れないことが指標になります。
③股関節切り返し ④体幹重心トレーニング
また股関節の切り返し動作が本来スムーズに出来ることで切り返し動作は各段と速くなります。
しかし、そこには体幹で身体を支える姿勢維持能力が重要になるのです。
写真④ではバランスボールをもってパワーポジションを行うトレーニング。このオーバーヘッドでボールを
もつことで自分の重心位置をあえて下げないようにするのです。
そうすることで写真③の時も重心位置が高い状態で股関節の切り返し動作を行うことが可能になります。
競技スポーツにおいてサッカーだけではありませんが、重心の位置を意識することは
競技パフォーマンスに大きく影響します。
プロのサッカー選手が何故速く切り返し動作を行なえるのか、
それは、これらの動作ルールを正しく地味ですが反復練習をしているからなのです。
是非、動作のトレーニングを覚えて速く切り返して動けるようになりましょう。