奈良市のジュニアアスリート専門ジム/ フィギュアスケートでのトリプルアクセル、トリプルトゥループを成功する身体の使い方とは!!

奈良市でジュニアアスリート専門ジムのasukaトレーニングクラブ。

当クラブではフィギュアスケートでの専門トレーニングを行なう施設です。

特に最近では海外や日本中からご連絡を頂きトレーニング指導を行わせて頂いております。

 

フィギュアスケートでは、どうすればトリプルアクセルを跳べるのか、

トゥループでも同じです。しかし、ジャンプの高さも確かにある程度は必要ですが、

ジャンプから着氷までのメカニズムを正しい知ることがとても大切です。

 

フィギュアスケートは前から跳ぶ→アクセルジャンプと

後方から跳ぶ→トゥループ、ループ系のジャンプに分かれます。

どちらも跳ぶメカニズムが少し違うのです、特にアクセルは特に左脚で踏みこんで跳ぶ為に

少し難しく感じる選手も少なくありません。

 

では、どのようにすれば跳べるのか。

まずアクセルから説明していきます。

アクセルの場合、まず重要になるのは腕、上半身の使い方です。ここで多くの選手が壁にあたります。

シングルアクセルはそれほど、どんな跳び方でも高く跳ぶ意識があればいいのですが、ダブル、トリプルになると

実際はシングルアクセルでの跳び方のままでは跳べないことが多いのです。

跳ぶ為には上半身とくに肘を自分の身体の後方にしっかりと引きましょう。

この引きが弱いとどうしても、ジャンプ動作でせっかくのスケーティングでの速度を活かせなくなります。

 

次にトゥループ系の後方からのジャンプでは、左の肘を速く後方引くイメージが必要です。

よくあるのが左右の腕を大きく開けて跳ぶときに、右の腕に力がはいり過ぎて左の肘が後方に移動しない為に、

回転が伸びません。これは身体のメカニズムの問題で右を速く左に移動させようようとすると、左側が移動しなくなります。

ですので右の腕には大きな力は必要ありません。

また後方に跳ぶときに顔と肘が同じタイミングではなく時間差動くことでより回転速度があがります。

 

上半身の使い方を変化するだけで回転はかなり違います。

 

また3回転くらいになると回転してからの着氷でブーツのエッジがあたり両足着氷になることが

少なくありません。その為、左の股関節を速く外旋して動かす意識が必要です。

①②外旋からの着地練習

 

写真①②では股関節を外旋してから後方に引く練習です。写真ではわかりませんが、これを半回転ジャンプ、

1回転ジャンプして行います。

このように左の脚を速く後方に引くには外旋から内旋する動きが着氷の大きなカギになります。

回転速度があがることでより着氷は難しくなります、しかし、この左股関節外旋からの内旋を覚えることで

4分の1回転分くらい多く回転にも繋がるのです。どうしてもこの左脚がうまく移動できずに

回転不足になるケースが多いのです。

これは回転を行ない着氷の所でうまく回転速度をギリギリまで速度を落とさないで跳ぶ為のコツになります。

これも練習を行うことで3回転ジャンプ、トリプルアクセルでも使えるようになります。

 

フィギュアスケートでのトレーニングは基本動作スキルを習得することが大切です。

ただ回数を跳ぶだけで跳べることもありますが、跳べなくなったときは

動作にエラーが起きていると考えることはお薦めします。

3回転以上のジャンプ、ダブルアクセル以上のジャンプはまず正しい動作を覚えましょう。

そうすることで、ジャンプのスキルが確実に向上します。

是非、正しい動作スキルで3回転、4回転を跳びましょう!!

 

トレーナーコーチ野島

動作が全てを変えます!!

フィギュアスケート

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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