昨日もブログでお知らせしましたが、今年から本格的な野球ベースボールトレーニングを
おこなっていきます。
今迄14年間で野球の投手の選手を主に多くの選手を指導させて頂きました。
小学生、中学生、高校生、大学生、社会人、独立リーグの選手などを。
その集大成として昨年2号店が完成し今年から、野球ベースボールの専門の
トレーニング施設を開設します。
特に野手の投手。
投手は他のポジションとすこし違うのは毎回自分が投げる必要性があることです。
特に、コントロールや球速は試合を左右することが大きくあります。
野球は投手が中心といっても過言ではありません。
今回はこの投手の球速とコントロールを改善、そして怪我を予防するトレーニング方法を
お届けしていきたいと思います。
ピッチングでもっとも重要になるのは
まず怪我をしない投球フォームの確立です。怪我をすることはいくら球速が速くても
まともに試合で投げることが少なくなります。
では、怪我をしない為にはどのようにすればいいのでしょうか。
それは分離運動をどれだけ正確に行うか。又、連動動作を正しく行うかです。
特に手投げと言われる選手やお子様はこの部分がなかなか出来ないことが怪我につながり
また球速やコントロールにも影響します。
投球でもっとも重要な部分が大きく3つあります。
①投球時のテイクバックの姿勢
②投球時の股関節と胸椎の連動動作
③踏む込み時の踏む込みと腕の振りの分離
この3つが大きくあります。
①はテイクバックと言われる腕や肘を振り上げる時の姿勢です。
この姿勢では
①テイクバックその①
このテイクバックの姿勢をみてください。
肘が両方とも上を向いています。これはあまりいい姿勢とは言えません。特に肩が挙上する
姿位はこの後のフォームで必ず肩の内外旋が大きくなるのとこの姿勢では肘の負担も大きくなります。
又テイクバックが大きい為に肘の回旋動作も大きくなり肘の怪我につながるのと
球速はあがるかもしれませんが肘への負担が大きいといえます。
②テイクバックその2
写真②はテイクバックの時に肘が完全にさがり身体を大きく後ろ足に傾けているパターンです。
この投げ方もあまりいいとは言えません。あまり後方に体重を載せることでテイクバックからリリースの時にも
身体の軸が後方にあるケースや逆に前に突っ込みすぎたりします。
肩のラインがこれほど大きく下がることはこの後肩への負担は大きくなり怪我にもつながります。
③テイクバックその③
テイクバックの時には本来は肘よりも手を先にあげる意識が必要です。確かに肘もあがるのですが
肘を先にあげることを意識するとどうしても肩の僧帽筋などの上部が上方にあがり肩甲骨の動きが阻害されます。
その為写真③のように出来れば手を上に向けた状態で肘を挙げることで肩甲骨の動きがスムーズになります。
これは腕をあげる動作は基本手から先にさげることで肩は安定します。
肘をあげるならそれは胸くらいまででしょう。そこからは手が先にあがってこないと
その後肘を大きく外旋、内旋動作に入り肩甲骨がゼロポジションにきちんとはまっていないと
肩の安定性にかけるため球速も向上しません。
④ゼロポジションでのフォーム
写真④ではゼロポジションでの投球です。
綺麗にリリースポイントと自分の肩のゼロポジションが重なっています。
この時に身体の傾斜ラインと腕の位置がほど同じにあります。
この時に重要になるのは膝がかなり後方になります。
これは足裏で踏む際に正しく自分の体重をストップ出来れば自然に膝が後方に移動します。
そしてその反動で逆に腕から肩は前方に。これは急激にスピードを止めることで
身体はその逆方向にいく理論をつかった投球です。
例えば自転車で坂道を走り急にブレーキをかけると身体の上半身は前方に移動します。
この理論での投球ですので身体とくに肘や肩への負担は小さくすみます。
この動作では踏む込み脚の股関節を後方に引くローイングち言われる動作が出来ることで
股関節に強い回旋をかけることができます。
この回旋が止まった時に次に胸椎の回旋がはいり身体を強い回旋力を保ちながら
投げることになるのです。
球速をあげ、コントロールも改善し怪我を予防する、
これは現実に出来る話です。
正しいフォームを習得するにはどの位置で自分のリリースするか
テイクバックするか、身体をどのように使うかがポイントです。
当クラブでは専門的な野球トレーナーが動画を解析しながら
トレーニング指導をしております。
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野球専門コーチ兼トレーナー 野島