野球での投手特化トレーニング。股関節の踏み込むトレーニングでコントロール、球速向上!

野球はプロ野球もシーズンが終了し、

現在はオフシーズンです。

様々な大会も終わり来季に向けて活動し始めておられれています。

今日は投手に特化したトレーニング方法についてです。

 

下半身強化には足底の3点指示から強化。

多くの野球選手をトレーニングしていて特に投手の投球パフォーマンス向上に

重要になるのは、足底の意識です。

これは本来ほかのスポーツでも非常に重要です。

投球の際に地面に接地している部分は足裏のみになります。

 

投球では右投げの場合、右脚に乗っていた体重を左に移動させてボールに

体重を乗せて投げます。

しかし、この時に足裏の足底の意識が薄いと投球フォームに少しですが

乱れが生じます。これがコントロールの面で繋がっていきます。

足裏にはスピードをブレーキをかける部分とスピードをあげる為に押す部分が

両方備わっています。

この足裏では母指球、小指球、踵の3点支持がうまく作動しないと

自分の体重をコントロールすることが難しくなります。

逆に3点支持が正しく行うことで体重プラススピードをコントロールが可能になるのです。

 

多くのプロ野球の選手でも足底の感覚や足底の筋肉を強化している選手は少なくありません。

裸足で素振りをするのも、この3点の感覚を捉える為と言われています。

投手では踏み込む際に強いパワーが発揮できればそれは肩から腕に伝わり

スピード向上になります。

逆に強い踏み込みが出来なければ腕でなげる手投げになり肩や肘の故障に繋がるのです。

 

投球①

投球の際には写真①でもわかるように前方の踏み込み脚はブレーキの作用を果たし

下半身がブレーキがかかったことで上半身の回旋が鞭のような形で作動します。

 

3点支持での感覚を高めることは必須となります。

投手で球は速いがコントロール力がなかなかつかないケースはこのような場合が

多いと思われます。踏み込む力は強いが足裏の感覚が毎回バラバラの為に

安定したフォームで実際は投球できずに力任せで投げていることになります。

 

投手で投球のコントロールや球速向上をあげるには、まずは3点支持の意識を

どんなトレーニング(例えばスクワット動作)でも意識することが重要になります。

 

足裏の感覚が変わることで筋トレの挙げれる重量にも変化が出てきます。

ウェイトリフティングでは、バーベルを持った時のフォームでその後の

競技の80パーセントは決まるとのことです。

それだけ始動する前のポジショニングがとても重要になります。

投手の方でなかなかコントロールが悪くなりなる、球速があがらない場合は

足底を強化することをお薦めします。

 

野球の投手でコントロールや球速でお悩みの方、気軽にお問い合わせください。

asuka-sports.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

トレーナー兼コーチ 野島

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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