今日はタグラグビーについてです。
タグラグビーは現在多くのラグビースクールや小学校でも普及している
スポーツです。ラグビーは小学生の高学年まではほとんどのスクールがタグラグビーを
行うことを現在では推奨されています。
しかし、このタグラグビーとても全身運動、俊敏性、判断力を要するスポーツです。
現在は4~5人制で行います。
全国大会レベルでは4人制で行います。
基本的なスキルはキック以外はラグビーとあまり変わりません。
パス、ステップなど。
ただタックルはありません。
後コンタクトもありません。その点では安全なスポーツとも言えます。
しかし、運動能力としては、先ほども述べましたが
俊敏性、足と腕を同時に動かす、
走る、横の動き、後ろの動き、などなど多くの運動動作を含みます。
幼稚園のお子さまから始めることも少なくありません。
特に判断力を要することが小学生になれば出てくるので、
面白い競技とも言えます。
小学生の低学年から運動能力をいかに引き出すかは
トレーニング業界では現在様々なことがうたわれています。特に
昨今は運動不足、運動能力の低下の低年齢化が進み、
ボールをなげれない、走るときに身体が真っすぐにならないなどの
運動能力の低下のご相談が少なくありません。
タグラグビーでは、多くのお子さまが小学生から中学になって他の
競技をおこなっても高いレベルでスポーツをおこなっていることも
知られています。
タグラグビーは全身を使います。特に身体全身での運動が大きい為に
幼稚園の年長さんから始めると体力の強化、または
脚が速くなります。これはタグラグビーではほとんどが
動いている為に脚をとめることが少ないスポーツの為といえます。
またボールをどっちにパスするか、自分で走るかなどの判断能力も
ついてきます。これは認識能力と言われる能力です。
自分がどのように、どの場所に動くかを自然に身についていきます。
特に幼稚園年長~小学生2年生までは、遊び感覚のなかでこの能力を
覚えていくために中学年の3~4年生くらいになるとかなり自分の
位置の認識する能力のレベルが向上します。
また、自分一人だけで出来る競技でもなく、仲間との信頼関係がとても大切な
競技です。ラグビーにはトライをした選手も重要ですが、そこまでにいく過程を
更に重要視します。
ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために。
このような言葉がラグビーにはあるのです。
またラグビーは礼節を重んじるスポーツです、
自分のチームよりもまずは相手のチームに挨拶をする。
そしてノーサイドの笛がなると戦った相手とも仲良くなる。
これがラグビーの精神です。これはタグラグビーでも同じことが言えるのです。
礼節を重んじる、そして仲間を信頼して行うスポーツです。
是非、タグラグビーに興味のある方、ラグビーに興味のある方
気軽に体験してみてください。
asuka-sports.com
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トレーナー兼ラグビーコーチ 野島