今日はジュニアトレーニング、サッカーの小学生編です。
もうすぐ全国小学生のサッカー選手権が予選を最終に入り
全国大会に進んでいます。
当クラブも多くのjリーグ下部組織へ行かれています。
では、どのようにすれば全国クラスの選手になれるのか。
まず
①怪我をしない強い身体
②スピード
③サッカースキル
④強いメンタル
があげられます。
③は少しおいておいて、
①②④は普段の練習だけでは、なかなか克服出来ないこともあります。
まず①の怪我をしない身体とは、競技においては最優先で重要になります。
いくら素質があっても頻繁に怪我をする選手は試合で常に使うことは出来ません。
また、怪我をするということは大きな観点からみるとサッカーの様々な動作に
エラーが出ていることがあげられます。怪我をしないフィジカルを持つには
機能的な動きが出来ているかが鍵になります。
股関節の可動性、足首の背屈能力、胸椎の可動性、体幹の強さなどがあげらます。
②のスピードは走るスピード、ステップ、守備での移動、様々なスピードです。
このスピードを向上するには、やはり走る、動くスピード能力を向上することが
重要です。速く走るには素質だけでなく、走るスキルや守備での横方向の動きが重要になります。
横方向の動きがなかなか遅い、切り返しに対応できないなどもよくお聞きします。
これを改善するにはインラインと呼ばれる足の裏の第2趾付近の中足骨部で踏むことが
重要になります。足のインラインで踏むことで横方向への対応が可能になります。
④最後に強いメンタルです。試合ではやはりこのメンタル的な要素は
決して外すことは出来ません。素質、脚が速い、しかし、メンタル面の弱さで負けることは
少なくありません。メンタルを強くするには、すぐに強くなる訳ではありません。
まずは、どんな環境にでも対応できることです。
そして自分に自信をもてるか。
これは子供さんだけで補えることではありません。大人の仕事、コーチ、監督、トレーナーの。
いかに劣勢な状態からでも挽回できる貪欲なハートをもたすか。
これを普段のトレーニングや練習に養う必要があります。試合にでれば
監督、コーチ、トレーナーは試合ピッチに入ることは出来ません。
自分をどれだけ強くもつことが出来るかです。最近はこのメンタル的な部分での
ご質問やご質問が少なくありません。私は良いことはほめることと、子供さんが何故この
内容の練習を行うかを意識できるか。その点では厳しい部分もあります。
誰の為でもない自分の為に練習やトレーニングを行うことを理解できてくれば
メンタル的な要素も強くなれます。
これらが全国レベルで行うにはとても重要になることと
思います。ただスキルだけ、走るだけが速いだけでは、全国レベルで戦うことは
簡単ではありません。またその後中学生になるとさらにこれの要素が色濃いくなります。
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トレーナー兼コーチ 野島