競技力向上シリーズ、サッカーゴールキーパー編、反応速度をあげるトレーニングを!!

今日の投稿は競技力向上シリーズです。

競技力を向上する為の専門的なトレーニングをシリーズでご紹介しています。

今日はゴールキーパー編です。

ゴールキーパーはフィールドの中で専門的なスキルが求めらえるポジションです。

特に、ゴールキーパーは俊敏性や動体視力が重要になります。

 

その中でも俊敏な動きを行うには、動くトレーニングが必要になります。

今迄、ラクロス、ハンドボール、サッカーのキーパーで行っていたトレーニング

方法をお届けしたいと思います。

 

速く動くには、重心位置を変えないことが重要!!

速く動くためには構えている時にどの位置に自分の重心があるかが重要です。

構えている際に自分の足裏のどの部分に体重が乗っているのか。

 

基本は足の真ん中です。これより前方でも、後方でもないです。

しかし、踵はほとんどつくかつかない程度の位置で構えていることが重要になります。

踵が完全についていると動くこ為には、不利になります。

構える時は、股関節で体重を支えパワーポジションで構えることが重要です。

 

①体重が踵に乗っている場合

写真①では踵に体重が乗り、これでは素早く動き出すのに時間がかかります。

また、腰が丸くなっている為に、体重が真下方向を踏むことは出来ません。腰や

背中が丸くなっている高速のボールに対応することは難しくなります。

②体重が足の真ん中付近にある場合

 

写真②では背中のラインもまっすぐになり、おへそ付近から

足の裏の真ん中付近が同じラインにあります。

この場合であると地面を真下に踏むことが可能になります。

このように構え方で地面を踏むポイントが大きくづれると

素早い対応を行うことは出来にくくなります。

 

速く動くには正確なパワーポジションで常に練習することが重要になります。

また、身体の重心を出来るだけ高くすることが重要です。

写真②では背中のラインが綺麗に整っており、自分の重心はみぞおちの部分にあると

思います。しかし、写真①では背中が丸くなり、重心位置が股関節付近にあると思います。

 

地面から速く移動するには、しゃがむことが重要ではなく地面に吸収されないことが

重要です、地面からは重力がかかり、地面に吸収されようとしています。

ですので、重心位置を下げると当然、自分の体重よりも動くとき重く感じるかも

しれません。

 

しかし、重心の位置が上方にみぞおち部分にあることで上半身で身体を

支えることが可能な為、体重よりも軽く感じると思われます。

これは体重計で、自分の上半身で上にあがろうとしてください。

目盛りが少なくなります。逆に自分の足で体重計を強くおしてください。

目盛りはあがります。

これは重心の位置が変化する為に一瞬ですが起こる現象です。

これが一瞬で動くキーパーならとても重要なことになります。

 

 

多くのキーパーの方のトレーニング自分

重心をコントロールすることが出来れば速く動けることになります。

運動神経の問題ではありません。訓練で反応速度をあげることは可能です。

 

是非、サッカーのゴールキーパーでの競技力を向上させたいとお思いの親御様、選手の方

気軽にお問い合わせください。

asuka-sports.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

トレーナー兼コーチ 野島

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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