ジュニア世代特に小学生~中学生の間はある一定の競技動作を
行うことは運動能力の向上面では本当は少し問題があります。
現代の競技思考は小学生からサッカーを長年何年も行うことや、
野球を小学生から長年行うことがあります。
この現象は少子化が進むにつれて年々増しています。
しかし、本来は小学生の時期などは様々な動作獲得を行うことが
今後の競技での成長などに大きな影響を与えると欧米ではうたわれております。
特に最近のスポーツ障害を見ればその影響は顕著です。
シーバー病、オスグッド、グロインペイン、腰椎分離症、など
私が子供の頃では考えなかった障害が年々増加しております。
また最近ではあしの指の変形など様々な障害でご相談を受けております。
この大きな原因は運動を行うことで起きています。
しかし、実際にバスケットボールやサッカーを行っている子供さんにしゃがむ動作、
走る動作、片足で立つ動作、腕立て伏せなど原始的もおもわれる日常で行える動作が
簡単には出来ないみたいです。
このような状況で競技運動を行うことで様々な身体への弊害、競技パフォーマンスの低下に
繋がります。これは先ほども述べましたが運動という動作獲得数が少なく、
本来小学生の低学年から高学年の頃に獲得する運動動作が不適格に行われている為に
おきているといわれています。
この事柄を解消するには運動動作を正しく、尚且つ多く習得することで
解決に結び付くことになります。
運動では多くの習得すること側が本来はあります。
例えば①下半身の可動性と強度
②上半身の可動性と強度
③足の裏の感覚
④手の感覚
⑤体幹の安定
⑥連動動作
これらを子供の頃に習得することが競技を行う上では最低限必要な
身体の動作の要素になります。
この様々な感覚や強度などは以前は
例えば、木登りや雲梯による上半身の強度と柔軟性の獲得、
田んぼなどや砂場での相撲やかけこによる下半身の強度と柔軟性、
まや裸足での生活による足裏の感覚の獲得、逆立ちやチャンバラなどによる
手の感覚、相撲や縄跳びによる体幹の安定、缶蹴り、おにごっとなどによる
連動での動作獲得などが自然に養われていました。
しかし、この記載した内容は今では様々な事情で行うことが難しい社会と
なかなかそのうような施設の公園などがないこと少なくありません。その為に児童時期に獲得する
動作や感覚を遊びかた覚えることが出来ないまま競技に進むことが現在の
ジュニア世代の運動競技だと思います。
ですので、これから競技を始めるお子様、現在競技を行っているお子様も
今の競技を行いつつ身体の動作の獲得を行うトレーニングなどを
お薦めします、当クラブでもお薦めしているのがタグラグビー!!
私もラグビーもしていましたが、この競技に2年前に出会い、様々な運動動作の獲得を
多く収納されていることがわかりました。
例えば、タグをとる行為、反射神経と手、腕の感覚動作。
また走る、ステップを行うことによるリズム感
守備では姿勢を低くして追いかけることが多く、下半身の強化や足裏の感覚。
これにパスなどの上半身と下半身の連動動作の獲得。
様々な要素がこのタグラグビーにはあります。
当クラブでも当初はジュニア世代の競技の選手にも行っていました。
そうすることで他の競技でも有効であることと、様々な感覚を養う運動としては
年齢が5~6歳でも始められ、また上半身、下半身を精一杯使うことで
身体も連動動作の習得に大きな要素があると思われます。
現に多くの小学校でも採用されているスポーツと言えます。
運動は様々な動作を覚えることと感覚をいかに養うことが
怪我予防や競技向上に結びつきます。
是非、気軽にタグラグビーを体験してみてください。
楽しさと運動動作の多いことに気づいていただけると思います。
asuka-sports.com
asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp
トレーナー兼コーチ野島