今日は野球でのスイングスピードについてです。
野球での打者の生命線になるのが、スイングスピードになります。
このスイングスピードが遅いと現実的にはバッターとして速い打球を打つことが
難しくなります。
プロ野球でも西武ライオンズの森選手や巨人の坂本選手など
ホームランバッターのスイングスピードは非常に速いことがわかります。
ではこのスイングスピードをあげるにはどうすればいいのか。
それは出来るだけ伸筋群と言われる背筋、殿筋、ハムストなどを
活性することが重要になります。
伸筋群のパワー発揮でスイングスピードをあげよう!!
伸筋群をは背筋、殿筋、ハムストの身体の後面にある筋を指します。
後腕では三頭筋が。
これら身体の後面にある筋は姿勢維持筋ともいわれ、身体を支える為には
非常に重要な筋肉になります。
①伸筋群を意識するトレーニング
野球でのバッティングの際に上記の写真①のように肘を伸ばした状態で
身体を回旋することで背筋や肩の三角筋後部線維、三頭筋などを使うことが出来ます。
屈筋は普段肘や身体を曲げる動作が多い為、発達しやすい部分ですが
伸筋群は伸ばすというのは重力に抵抗する筋肉群です。
ですのであまり使用しないケースが少なくありません。
膝を伸ばす、股関節を伸ばす、背中を伸ばすなど全て重力に抵抗する為に
なかなか使わない選手が多く、その為、屈筋群ばかりを使う為に
故障の原因やなかなかバッティングで飛距離が出ないことに繋がります。
②~④
写真②~④では伸筋群を使って振るトレーニングです。
まずは上半身の伸筋群を意識して行うことをお薦めします。
肘、背筋、三頭筋、三角筋後部線維を伸ばす意識が重要です。
屈筋群を使う練習で身体全身を使って振ることがなかなか出来なくなります。
伸筋群を使ってトレーニングすることでダイナミックで身体全身を使う
スイングを行うことが可能になります。
練習の時から出来るだけ伸筋群を使うトレーニングをしてみましょう。
また伸筋群は胸椎部分も意識することでさらなるパワーアップした
バッティングが行えます。
⑤背筋群トレーニング
写真⑤のように伸筋群で胸椎をそらす動作をトレーニングすることでバッティングの時に
さらなるレベルの高いバッティングを行うことが可能になります。
⑥インパクトの瞬間
写真⑥ではインパクトの瞬間です。
胸がしっかりと伸展し肘、背筋を伸ばして打っているのがわかります。
出来るだけ伸筋群を意識することがバッティング技術向上に繋がります。
下半身も同じことです。
明日はバッティングの下半身の伸筋群の使い方の説明をしていきたいと思います。
野球でのバッティングがなかなか思うように飛ばない、スキルが向上しないなどで
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トレーナー兼コーチ 野島