奈良市 ジュニア野球専門ジムのasukaトレーニングクラブ。
今日は野球で140km/hを投げる為のトレーニング、今日から2回に分けて剛速球を投げる為のトレーニングと
バッティングで3割を打つトレーニング方法についてです。
まず1回目は剛速球を中学生で140kmを投げる為のトレーニングについてです。
最近では高校生では140km/hをなげる選手は多くなりほとんどの選手が140kmを投げれるようになってきています。
これは動作を研究しているトレーナーの方やコーチの方が増えてきている結果です。
最近では日本のプロでも平均速度は140km/hの前半を維持しています。
ではどのようにあ140km/hを投げることが出来るのか。
中学生でも現在140キロを投げる投手は続々と出てきています。
その大きな要因は動作フォームになります。特に身体の股関節の使い方と胸椎の使い方に大きな
ポイントがあります。
速く投げるということは、まず腕のスイングが速くなります。しかし、実際には
腕を速く振るにはそれを動かす胴体部分の動きが重要になります。
まず下半身で地面を押して並進運動を行い、大きな力を生み出します。その生み出した力を
上半身につなげていきます。
①地面を押しての並進運動 ②投げる時の脚の使い方
写真①では地面を押すために片足なり殿筋と上半身で地面を強く押し、前に並進動作を行います。
この後、写真②のように地面に足が着くのですがちなみに①②は別々の選手です。
②は左投げですが、地面を大きく踏んだブレーキをかけています。
強い力で並進運動して、その力を急激にブレーキをかけます。
この急激なブレーキをかけることで、身体は大きく前に移動します。その時胸椎の回旋が
ももない腕がしなるように投球をおこなうことが出来ます。
この一連の動作では①の時にどれだけ並進運動を出来るかで、その後の胸椎の回旋までの
力が変わります。
この①の状態をまずは正しくトレーニングしましょう。
地面は反発を行う床反発のいう動作を覚える必要があります。この床を反発することが出来ると
強い力で地面を押すことになります。
⓷ウォーターバックでの並進運動
写真③では地面を進行方向に押して並進を行うトレーニング、このときウォーターバックを胸にあることで
身体は揺れようとしますがそれを安定させることでより強い体幹を維持することが出来ます。
正しく地面を押して並進運動を行います。
④地面を押して並進動作を行う
写真④では実際に投球動作に近い形で地面を押して並進運動を行い投げるフォロースルーまで行います。
この時、しっかりと地面を押す、それを受け止める。この2つの動作をまずは正確に行いましょう。
最初はゆっくりの速度でいいと思います。慣れてくれば速い速度で行いましょう。
この地面を押す、それを捉える動作を行うことで腕で振るのではなく
身体の並進運動でなげる感覚を掴みましょう。そうすることで140km/h
を投げることはそれほど難しいことではありません。
是非、剛速球を投げれる身体の動作をトレーニングしましょう。
トレーナー兼コーチ野島