奈良市の
あすか鍼灸整骨院、
asukaトレーニングクラブ/asukaジュニア体幹トレーニングクラブ
ボディメイキングスタジオasuka
動作スキルトレーナーの野島竜一です。
当施設では、
スポーツ障害や腰痛、股関節痛、膝痛、肩の痛みを
動作を改善することから痛みを解消する独自の治療を行っております。
トレーニングではダイエットや競技力向上に機能的で効率のいい動きを
行い早期に効果があがるレッスンを心がけております。
ジュニアトレーニングでは身体の競技の特性に合わせた使い方を
独自の動画解析を行い正しいスキル動作のレッスンしております。
2月もあと3日ですね。
暖かい日が続いております。
今年は当クラブ10周年です。
さまざまな記念イベントを企画しております。
その第一弾がTシャツです。当クラブの専用Tシャツを夏までに
つくろうと思っております。
7月1日には完成したいと思っております。
第2弾、第3弾と企画しております。
是非、お楽しみにしてください。
今日の投稿は
競技選手の肩の慢性的な脱臼についてです。
正しい動作を覚えるリハビリトレーニングが重要です。
肩の脱臼は競技において
競技人生に関わるスポーツ障害です。肩の関節はもともと不安定な
要因で構成されています。ですから脱臼すること自体が非常に
危険です。肩の筋の強度や関節の可動範囲を狭くすることになる為に、
実際にはなかなか競技復帰しても再発する恐れがあります。
習慣的に脱臼することも珍しくなく、その後手術を行うケースもありますが、
術後の予後もあまり芳しくなく実際には競技復帰することが難しい障害です。
その為に一度脱臼した時のリハビリトレーニングが非常に重要になります。
肩を強化して二度と脱臼しない身体にすることが必要であると思われます。
肩のゼロポジションを習得しましょう。
肩には安定させるポジションがあります。
それが通称ゼロポジションといいます。
ゼロポジションとは肩関節の安定性が最も保てる位置で野球の
投手などはその位置で投げることが本能的に行われています。
①
写真①もその例といえます。肩関節と上腕が一直線上にくるポイントが
この位置になります。
自分のおでこの手を置いてそこから肘を伸ばし切った所くらいと言われています。
これはX線で確認しても最も関節に負荷がかからないのが確認出来ます。
このポジションを必ず自分で作るトレーニングが必要になります。
メジャーリーグで最も行われていると言われているのが
②
②タ―キッシュゲットと言われるトレーニングです。
このトレーニングでは先ほどのゼロポジションを崩さずに
行えるかが鍵になります。
また、肩関節をわざと不安定にして肩関節の安定性を高めるトレーニングも
行うことは効果的です。
③④
③はベアといい肩関節を安定させ、その後ハイハイを行うことで
肩関節の強化を行うことが出来ます。④は更にバランスボールで肩関節を安定させる
トレーニングです。このようなトレーニングを段階を踏んで行います。
肩関節は普段は地面からの刺激をもらうことが少ない関節です。
その為、柔軟性はあっても強度に問題がある場合は、簡単に抜けてしますことが
少なくありません。
特に、投球動作に近い競技、野球、水泳、バレーボール、ハンドボール、水球など直接肩への負担がかかる
競技や水泳のように水の抵抗といった負荷がかかる場合に脱臼を行うことがあります。
その為、同じ競技をその後続けるには細心の注意が選手にも必要で、
少し治ったからトレーニングを終了するのではなく、根気よく競技を行う間はリハビリトレーニングを
続けることが必要になります。一度脱臼すると習慣的に抜けやすくなるのは、以前より
強度が下がっている為です。それだけ脱臼は大きな怪我だと言えます。
怪我から復帰する時には、それだけのリハビリを行わないと再発することを
覚えて頂いた方がいいと思います。
ただきちんとリハビリを行い復帰した選手も少なくありません。
大横綱と言われた千代の富士関、サッカーの香川選手、野球でも
多くの選手が脱臼から見事復帰して第一線で活躍をされておられています。
きちんとリハビリを行うことで競技復帰することは可能です。
もし脱臼でお悩みの選手、親御様リハビリトレーニングを行わないで
競技復帰することは怪我の再発を誘導することになるので、出来るだけ
リハビリで関節を強化することをお薦めします。
肩関節の脱臼でお悩みの親御様、選手の方気軽にお問い合わせください。
asuka-sports.com
asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp
0742-22-0120
asukaトレーニングクラブ
トレーナー野島