競技での足首捻挫のリハビリ方法。早期回復と癖にならない足関節の強さを。

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トレーナー兼治療家の野島竜一です。

 


 

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今日の投稿は

競技における足関節の捻挫からの早期リハビリ方法における競技復帰についてです。

 

競技において足首の捻挫はもっとも多い捻の一つ。

特にサッカー、野球、バレーボール、バスケットボール、バトミントン、テニスなど

横方向の移動やジャンプ動作での着地で怪我をするケースが多いのが

特徴です。

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写真①で少しわかりづらいかも知れませんが、外くるぶしから、足背にかけて

腫れているのいがわかります。重度になると足関節の上部の下腿部が腫れるケースも

あります。

 

この足背は重力の関係上受傷後、次の日くらいがもっとも腫れるケースが少なくありません。

青紫色を呈します。靭帯損傷の為出血をしている為におきます。

足関節の捻挫でも、軽度から重度までがあります。

 

軽度の場合、腫れもあまりなく歩行障害もそれほどありません。

患部を押さえると痛い、歩行時に体重をかけると痛みがある。

 

中度の場合、腫れもあり、歩行時にも痛みがあり、

少し、患部をかばうような歩行になります。体重をかけること

痛みが増長します。

 

重度の場合、患部はもともとの倍くらい腫れ歩行は自力では困難となり、

松葉づえを使って歩行。2~3日は自力歩行は無理となります。

 

このように一概に捻挫といえど、痛みの強度や腫れ方、歩行の度合いが

違います、これは完全に靭帯が断裂しているかどうか、部分的な断裂か、

微小断裂かによって異なります。

 

上記の写真①は中度の部分断裂です。

 

この足首の捻挫はどの程度でもその後のリハビリをきちんと行わないと、

捻挫が癖になったり患部の強度が失われ、再発することが多い怪我と言えます。

 


 

競技での早期回復を行う為のリハビリ方法とは。

 

競技に復帰する為には、まず足関節の強度と使い方の練習を

行うことが必要になります。

捻挫をしてからどのくらいでリハビリ開始をしたらいいですかという

お声を頂きますが、基本受傷後、数日で腫れが少し引けば開始します。

 

基本的に1週間もすればリハビリは開始出来ます。それ以上経過すると

足の筋や関節が拘縮していき、動かしにくくなります。

リハビリの一例をご紹介させて頂きます。

 

初期には動きとしては縦方向の足関節の動きを行います。

この縦方向の動きは怪我とは直接関係ない動きですので、

行うことが可能です。最初は少し痛みがあったり動かしにくいことが

ありますが、これは靭帯を損傷した際の腫れが原因ですので、

動かせる範囲は出来るだけ動かします。

 

その後、少し足背部分を捻る動作などを入れて動かしていきます。

足首の縦方向が動きさせば、スクワット動作を行い足首に

体重を実際にかけて動かします。この時に痛みが多少あっても

スクワットも縦方向の動きですので、リハビリにはとても効果的です。

両足での負荷に耐えれるようになればランジという片足を前に出して

行う動作での体重をかける動作を行います。

この状態でも問題がなければ横の動きに移行していきます。

 

このような流れで早期にリハビリすることで、関節の可動範囲を

保ちながら、筋や腱の強化をはかります。

競技に復帰して次に同じような捻挫をしない為にも、リハビリは

不可欠だと思います。同じ箇所を複数回捻挫することで、

関節の強度が弱くなりパフォーマンスにも大きく影響するものと

思われます。

 


 

足首の捻挫をよくする、捻挫からのリハビリがよくわからないなどの

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トレーナー野島

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。