奈良市のあすか鍼灸整骨院、
asukaトレーニングクラブの
トレーナー兼治療家の野島竜一です。
今日は甲子園の決勝ですね。
大阪桐蔭と智弁和歌山の近畿対決ですね。
甲子園が終わると新学期も始まり、
スポーツの大会も多くなります。
コンディショニング調整を行い
全力を出してほしいです!!
今日の投稿は
小学生のスポーツ障害、新体操での腰痛予防。
身体を反る際には踵をしっかりと踏みましょう。
新体操では競技の特性上、背中から腰を反る動作が
多くなります。しかし、この動作は本来腰で反るのでは
なく、骨盤と胸椎で反っています。
これが、腰で反っていると小学生でも腰を
傷めるお子様は少なくありません。
小学生の低学年では腰や背中が非常に柔軟性が
あるために特に何も意識をしなくても腰が痛くなる
ことは少ない。しかし、高学年~中学生にかけては、
骨が少しづつ硬くなる為に、腰で反る動作をしていると
腰部を傷めることになります。
腰を反る動作の際に注目して頂きたいのは、
踵をきちんと踏んでいないということです。
ですので膝が前方に向かい、腰でバランスをとる動きに
なっています。踵をしっかりと踏むことで
腰椎を安定させて胸椎を伸展することが可能となります。
踵を踏むことで体幹を安定させることが出来るのです。
踵を出来るだけ踏んでおくことが非常に重要です。
踵を踏んで胸を反っていきましょう。
この上記の写真でも腰部ではなく、胸部が反っているのが
わかります。
骨盤をしっかりと反り、胸部を反る動きです。
最後に頸部が反っているような状態です。
この動きを習得するのも、踵の踏む意識が重要です。
この写真でも右の膝は前方に移動していないのが
わかります。
(新人の磯谷トレーナーです。とてもガッツあります)
上記の写真では胸椎を反る(伸展)するストレッチを
行っています。
しっかりと踵を踏んで出来るだけ膝は前方に出さないようにして
胸を伸展していきましょう。
このように踵をしっかりと踏んで背中を反る動作を習得する
ことが新体操での腰痛を予防することになります。
新体操では腰痛で悩んでいる選手は少なくありません。
背中を過度に伸展(反る)ことはそれだけコア(体幹)を安定させる
筋の活動も重要になります。
ですので今日は伸展することについてスポットをあてて
投稿させて頂きましたが、明日はコアの安定について
新体操の腰痛予防を投稿する予定です。
腰痛は腰椎ヘルニア、腰椎分離症に移行することも少なくありません。
痛みの軽度な間に予防をするエクササイズを処方することを
お薦めします。
新体操競技のお子様の腰痛でお悩みの親御様、
気軽にお問い合わせください。
asuka-sports.com
asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp
0742-22-0120
asukaジュニアトレーニングクラブ
トレーナー野島