奈良市のあすか鍼灸整骨院、
パーソナルトレーニングスタジオ、
ジュニアアスリート専門トレーニング、
リハビリ専門トレーニングのasukaトレーニングクラブの
トレーナー兼治療家の野島竜一です。
昨日、トレーナー全体の研修日。
当クラブではトレーナーとしても
そうですが、まず一人の社会人としての
資質を成長することが、トレーナーとしての
成長にも繋がると考えております。
ですので研修でも気遣いが出来るトレーナー、
人の為に何が出来るかを考えれるトレーナーを
目指し日々自分も含めて勉強しております。
(連絡事項)
当クラブでは平成31年度の採用を明日4月2日から開始いたします。
詳細は今月のアタックネットとインディードに掲載いたしますので
よろしくお願いいたします。
今日の投稿は
競技における球技ので速く走るには
腕の振りをいかに効率よく使えるかです。
バスケットボール、ハンドボール、サッカー、ラグビー、
野球などの球技では速く走ることは必ず要求される
スキルの一つです。
この速く走ることは自分の最大の武器にもなり
速く動くことにも繋がります。
では速く走るにはどのうようなことが必要になってくるのか。
これは速く脚を動かすことをイメージしやすいですが、
現代のジュニア世代の選手は腕をあまり使うことを
しません。足を動かすことはとても頑張っていますが
腕はぶらんとしてあまり動かしていません。
腕を振るとなると肘が伸びた状態で動かし、
肩関節の動きはあまり見られません。
これは高校生にも多くみられる現象です。
しかし、実際の100mの陸上の世界トップ選手をみてください。
腕は肘が約90度くらいに曲がり、肩関節の伸展する動き、腕を
後ろに引くことを意識しています。
また、手首のスナップも効いているこがわかります。
それほど上半身の力を使うことが速く走ることの証明なのです。
腕を振ることで自分の重心をさげない。
地面からは地球では大きな重力がかかります。
競技ではまずこの重力に打ち勝ちながら走りづつけることが
必要です。
しかし、自分自身の重心位置が低くなると走る際に
自分の足にかかる体重は重くなります。
これは、地面と足の裏との接地時間が長くなるためです。
接地時間が長くなることは力を地面に吸収されていきます。
これでは競技を速く動き続けることは難しくなります。
これを解消するには自分の重心位置を変えないことが必要です。
その為には自分の体重を上方に引き上げることが必要になります。
これが腕の振りなのです。
例えば、高い所にジャンプする際に腕を振ることで上方への
ジャンプを可能にするのもジャンプの際にしゃがんだ際の体重をいかに
速く上方に移動するためにおこないます。そうでないと上方にジャンプしても
高く飛ぶことは難しくなります。
肩甲骨といわれる骨をうまく使い、それを腕と連動させて動かします。
これが肩関節の動きです、肩関節を効率よく使うことが競技において
速く走るときに自分の重心をあまり変えることなく動くことに繋がります。
いかに地面との接地時間を短くして動く、これを可能にするのが
腕の振りになります。
腕を振る練習を行うことは必ず競技でのスピード向上に
大きく貢献することになると私は考えます。