奈良市 パーソナルトレーニングジムのasukaトレーニングクラブ。
トレーナーになるとなかなか自分の勉強をする時間を惜しむトレーナーの方が少なくありませんね。
様々なクライントを指導されるときにもっとも重要になるのはトレーナーの人柄、そして知識です。
お客様を指導してレッスンするということは、それに対応できる知識を常に勉強することが
大切だと思います。トレーニングに最終地点はありません。日々身体のメカニズムが解明され
身体の動作も解明されています。
10年前と現在ではスポーツ医学が大きく変化をしているために、トレーニングの様々な理論やメカニズムも
進化しております。是非、トレーナーとしてこれからもしっかり勉強してトレーニング指導をしていきたいと
思っております。
今日はダイエットを行う上で知っておきたい身体に使い方についてです。
トレーニングを行う上で必要なのは自分の身体を知るということです。
自分の身体を知ることでどの部分の運動が必要かがわかると思います。
トレーニングでは使う関節と使うけどあまり動かしたくない関節があります。
身体は大きな関節に大きな筋が付着しているいために、大きく動きの可動性が高い関節を
使うことがトレーニングの原則というより動作の原則になります。
ではその大きな可動性のある関節はどの部分でしょうか。
①股関節
②胸椎
この2つの関節になります。
この関節を使うことでよりトレーニング効率をあげるのと、姿勢が正しい位置に戻ることになります。
姿勢が綺麗に見えるということは正しい動作を出来るているといっても過言ではありません。
胸椎は回旋する可動性や伸展する可動性がとても高く、この部分の特に伸展が出来ないと
様々なトレーニング効率が大きく減少します。
上①上半身トレーニング(多裂筋)
下②下半身トレーニング(殿筋、内転筋)
この①②のトレーニングを見てください。①は上半身の多裂筋という部分を強化するトレーニング、
主に姿勢を維持する筋でこの筋が活性することで背筋系のメニューをおこないやすくなります。
②は下半身系のトレーニングで主に殿筋、内転筋を強化するメニューになります。
しかし、この2つに共通することは胸椎の伸展がとても綺麗に出来ているということです。
胸椎伸展を行うことで、背中から骨盤までを一直線上にすることができ力をうまく下半身に伝えたり、
上半身で支えた負荷を重さに負けずに行うことが出来ます。
また胸椎の伸展が可能になると回旋する動作がスムーズに出来ます。この回旋可動域が大きいことで
動きの中で特に下半身と上半身との連動動作のときに大きな効果を発揮します。
⓷胸椎の回旋動作を入れたいトレーニング
写真③では片足でのトレーニング風景です。このとき下半身により効かせるには胸椎の回旋運動が必要になります。
この一連の動作ができないと下半身への効きが減少することになります。
またスポーツをするときにもこの運動動作がとても大切になります。
次に股関節ですが、股関節は様々な運動を可能にします。特に股関節のヒンジ動作、こもヒンジ動作が出来ることで
スクワット、デッドリフトなどの運動動作をスムーズに行うことになります。
④股関節ヒンジ動作
股関節のヒンジ動作の練習風景になります。
この股関節のヒンジ動作が出来ることでしゃがむような動作、歩行、階段をあがる動作など
全てが可能になります。膝が階段で痛いなどは股関節のヒンジ動作が出来ていないためになります。
股関節のヒンジを行うには臀部を後方に引くという動作が必要です。
股関節はその他にも回旋の運動にも適しており先ほどの写真③もこの股関節のヒンジ動作が大切になります。
トレーニングを効率よく行うには、このようなどの部分をどのようにして使ってトレーニングするかがとても大切になります。
この2つの関節、胸椎と股関節を正常に動かすことでより様々なトレーニングを行うことが可能です。
是非、ダイエット効率をあげたい方はこの2つの関節(胸椎、股関節)をイメージしましょう