以前も行いました姿勢改善シリーズです。
綺麗な姿勢をつくる為のトレーニングです。綺麗な姿勢を維持するには
様々な筋、関節を本来は意識する必要があります。しかし、多くの方は生活で姿勢が崩れた状態で
動作を行ない、その結果使いたい筋が使えない、使わなくていい筋を使うということになり
結果、姿勢が崩れ、太りやすい体質に変化していくのです。
また、姿勢が崩れることで、腰、膝、股関節の痛みにも繋がります。
では、どのようにすれば、その状態を回避することになるのでしょうか。それが
姿勢維持トレーニングになります。
姿勢を維持するには大きな筋群があります。
①呼吸筋
②身体の後面に筋肉(背筋、臀筋、ハムスト
この2つが活動的になることで姿勢を維持することになります。
特に、呼吸筋や身体の背面の筋は普段なかなか使わない為、トレーニングを行なうことで
様々な効果が期待できます。
(ピラティスの効果)
当クラブではピラティスをトレーニングのメニューに組み込まれています。
特に、呼吸筋トレーニングでは様々な効果を発揮できるのと、機能的な身体を
つくるトレーニングとも言えます。
①ピラティストレーニング風景
ピラティスではマット運動が基本ベースとなります。しかし、マットで行なえないと実際に
立位では更に支持面積が小さくなるため、トレーニングフォームを安定させることが難しくなります。
①では呼吸筋で臀部と太ももをあげた状態で維持しています。このとき、重要になるのは
肩で支える為の呼吸筋での背部と股関節を伸展させるための臀部とハムストの筋がうまく作動する必要があります。
この①のようにとても簡単そうなトレーニングですが、この状態を20秒維持するには呼吸筋がまず正常に作動することが
大切です。ただ形をまねておこなってもこのトレーニングを20秒間を10回同じ姿勢では出来なくなります。
それはアウターと呼ばれる筋で特にか身体の前面の筋を使うと身体の姿勢を維持することが難しくなるのです。
②ピラティスメニュー
写真②では股関節を持ち上げていくトレーニング。
写真②では呼吸筋を使い骨盤をもちあげます。このトレーニングでも呼吸筋を使い身体を持ちあげます。
このように、呼吸筋を使い、様々な動作を行ない、呼吸筋を強化します。
メニューの内容よりも呼吸筋をうまく使えるかが問題です。
この呼吸筋や背部の筋を使えることでより姿勢を維持することで、筋トレの効果を更に向上することになります。
⓷姿勢を維持しての筋トレ
先ほどのピラティスを行うのは、立位で姿勢を維持して様々なメニューをおこなう為になります。
⓷のように立位で重りをもって動かすと必ず姿勢が崩れやすくなります。それを回避するには
①②でおこなった身体を前後に動かすときに必ず呼吸筋を意識することになります。
姿勢を維持するには呼吸筋と背部にある筋をしっかり意識しましょう。
そうすることで⓷のような重りを持ちあげるトレーニングでも姿勢を崩さずに行うことが可能になります。
姿勢を改善するには姿勢を維持する筋を正しくトレーニングすることをお薦めします。
次回は姿勢改善トレーニング2回目
ピラティスの最先端トレーニングと筋トレについてです。
トレーナー兼コーチ野島