奈良市 パーソナルトレーニングジムのasukaトレーニングクラブ。
今日はダイエットトレーニング企画3弾。
その前に今日はトレーナーのご紹介です。
当クラブは15年前に開業しトレーナーのレッスンにあたり全員で共有することは
①クライント様を見る、観る、診るといった様々な観点から動作、癖、身体の筋バランスなどを
確認してレッスンにあたることをモットーとしております。
② 出来ないではなく、出来るような工夫がトレーナーには必要。
クライント様が出来ないメニューは出来ないのではなく指導する方にまずは
それを分解してどのように指導をしているか。まず自分の指導方法を見つめなおすことが
より様々な場面での指導を可能にすると思われます。
このようなことを普段から微力ですがみんな考えながらレッスンにあたらせて頂いております。
今後もよろしくお願い致します。
第3回目は胸椎伸展を極める!!
この3回目は胸椎と言われる関節の運動動作です。
この関節は
胸椎の伸展とは上記のように胸椎部分、胸の関節を伸ばします。
しかし、どうしても向かって左のようにすこし胸の関節が丸くなりやすいのです。
これを見逃すと上半身のトレーニングがほとんど背部や胸の筋肉に効かせることが出来なくなります。
その為、まず向かって右の写真のように肘が自分の身体より後方に動かす練習を行います。
①胸椎伸展確認
写真①のようにチューブを足で踏んで両手を上方にあげます。このとき、
自分の頭上にチューブ維持を30秒出来れば胸椎の伸展が可能ですが
腕が前に動く方は胸椎伸展能力が弱くなっている為にもう少しトレーニングが必要になります。
この胸椎伸展が出来ることで背部特に多裂筋と言われる深層筋、前鋸筋を正しく動かすことになるのです。
ダイエットで上半身のトレーニングを苦手にされる方も少なくありません。
しかし、これは本来の胸椎の動きとは違う動作モーションになり腕や肩など、
動かして欲しい所とは違う部分に大きなストレスがかかっているのです。
写真のようなプルダウンと言われる上から下におろすトレーニングなどでは
肩が上方にあがり首が丸くなり猫背になりやすいのです。しかし、それでは
背筋への刺激がほとんどなく肩回りに筋肉がつくか腕の前腕部分がしんどくなります。
その為、写真でもトレーナーが肩をおさえているのがわかります。
これは胸椎の伸展が出来ていない為方が重りに引き上げられているのです。
これでは効果はほとんどなくなります。
胸椎の伸展は普段の立姿などにとても影響します。
胸椎が伸展していると背も高く見え、またお腹特に横の腹部筋が引っ張られるために
お腹周りにも影響します。また呼吸はとても楽にできるようになり呼吸筋を鍛えることにもなります。
胸椎伸展が出来ることでダイエットトレーニングが大きく進歩するといっても過言ではありません。
この肩こり、腰痛改善にも大きな効果が期待されます。
さあ、動作を変えませんか。重たい負荷をいきなりもってのトレーニングは
まず自分の動作が様々なシーンで維持できるかが問題です。
第1~3回までの内容をしっかりクリアすることで
重たい負荷でなくてもダイエット効果を出すことは出来ます。
是非、動作を変えて、習得して健康的なダイエットをおこないましょう。
トレーナー兼コーチ野島